第18回近畿大学公法判例研究会が開催されました。

2016.07.01

DSC_1135.jpg

2016年7月1日、第18回近畿大学公法判例研究会が開催されました。

今回は、池田晴奈准教授が、昨年末に判断が示され、報道でも大きく取り扱われた「夫婦別姓訴訟」(最大判平成27年12月16日)を取り上げ、報告を行いました。

DSC_1130.jpg

夫婦別姓は、昨今の多様化により婚姻関係の在り方に一石を投じる大きな問題であるため、これまでの夫婦同姓の経緯や関係する諸制度を考察し、その上で今回の最高裁判決の論理構成に言及しました。

学部生、大学院生、教員が集い、多角的な視点に基づいて検討が深められました。

DSC_1131.jpg

日頃の授業とは異なり、専門的かつ難解な内容で議論が進みましたが、学部生や院生はとても熱心に耳を傾けており、アカデミックな世界に引き込まれていました。

IMG_9145.jpg