森山ゼミにて、キャリア講演会が開催されました。

2016.06.18

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鈴木仁氏(本学キャリアセンター課長、本学法学部OB)を講師に招き、森山ゼミ生を対象としたキャリア講演会が開催されました。同氏の講演会は4年目を迎えましたが、強力なサポート体制の下、これまで多くの卒業生が各々の希望進路を叶えてきました。

「アクションを起こさなければ何も始まらない」というコンセプトの下、「グローバル人材=自身の長短所を把握して如何なる環境でも順応して動くことができる人材」という実践に沿った具体的定義づけから、「計画→行動→結果検証→計画→...」という企業理念の循環論理に基づいたキャリア構築法に至るまでの幅広いトピックについて、聴講生とのQuestion and Answerが展開されました。

「日々の行事を能動的か受動的かいずれで過ごすのか、そして如何に自分で獲りにいくのか」という熱い言葉に聴講生が思いのたけをぶつける熱気溢れる場となりました。
聴講者からは以下の感想が寄せられ、新しい人材を育成する場へと昇華しています。

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「今回の講演会では、これから始まるインターンシップや就職活動についての私たちの疑問にわかりやすく答えて下さいました。その中で、特に心打たれたキーワードが『アクション』という信念です。『やりたいことが決まらない、どうすれば良いのかわからないと悩んで止まっている時間こそが一番の無駄である。少し気になったことでも好奇心を持って能動的に関ることで、向き不向きの実像、ひいては自分自身について初めて知ることができるのだからアクションを起こすべきなのだ』と教えていただきました。

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心に響くお言葉のお陰で、やってみたいとは思いつつもためらっていたことに挑む決意に至った次第です。就職活動まで残り1年をきっている中でどのように進むべきかを模索していた中、まさに『アクション』という信念を胸に刻むことができ、力強い1歩を踏み出す勇気をもらいました。本当にありがとうございます。」
(樋野蒼衣さん法学部3年生)

「時系列をフレームに今と未来を結ぶための行動原理の実像を明確に捉えることができるようになりました。近年、『グローバル人材』という言葉は世間にありふれるようになりましたが、そもそもその実体自体があやふやな中、新たな社会の創造に寄与する再定義に改めて自身の人生を投影することができる機会を頂き、感謝の言葉が見つかりません。これまで学んできた法的思考と言語文化の知識・経験を融合して昇華させ、如何なる事案に対しても自らの意思でアプローチを図るようにする、という原点そのものを強く意識することができました。また、そうした理念をどのようにして具現化していくかという種々の方法論も参考になるものばかりでした。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。」
(梶谷友希さん法学部3年生)

「今回、約1時間のご講演でしたが、知識・実践いずれの面からも非常に濃密な時間を過ごすことができ、人生観を変える大きなターニング・ポイントとなりました。その中でも『好きを仕事にしてもつまずくことはある』というご経験談が特に胸に響き、この法学部という場所に、そして、鈴木さんのお話と出会えたこの瞬間に自身が存在する有り難さの念を抱くばかりでした。まさに、『吾有事を得る』という想いです。過去のオーストラリア留学、いま進めている法学の勉学ならびに『主体性;自主性』というゼミ・コンセプトでもって取り組んでいる種々の学術研究・国際活動、そして、自身が抱く将来像...、これらの点が一本の線になることで、『自分から獲りにいく』という重要性を改めて実感することができました。こうしたコンセプトを胸に秘め、自身のキャリア構築という人生の旅を自らが一番期待して進んでいきたいと思います。このような貴重な機会を賜りまして、ありがとうございました。」
(関山彩花さん法学部3年生)