北出眞子さん(法学部3年生、森山ゼミ)が台湾の淡江大学で開催されたThe Third Tamkang World Forum for Youth Leadersに参加しました。

2016.01.28

thumb_IMG_4523_1024.jpg

2016年1月19日・20日の2日間に渡って台湾で開催されたThe Third Tamkang World Forum for Youth Leaders(於 淡江大学)に、北出眞子さん(法学部3年生、森山ゼミ)が参加しました。

以下の5種類のセッションに分かれる同フォーラムでは、参加者一人ひとりが10分間のプレゼンテーションを行い、セッションごとに意見交換や討論会が行われました。

1. Global Economy
2. Global Peace
3. Global Environment and Globalization
4. Global Culture and Society
5. Global Governance and Democracy

thumb_IMG_4524_1024.jpg

北出さんは上記4のGlobal Culture and Societyにおいて、"The Cultural Differences through History"のテーマでプレゼンテーションを行いました。

北出さんの感想: 「1月18日に台湾入りし、淡江大学の留学生用ドーミトリーで世界各国からやって来た参加者たちと共同生活をスタートしました。そして、19日・20日の本番を迎えたわけですが、様々な国から集まった同年代の人々と共に、グローバリズムについて各視点からプレゼンテーションを行い、活発な意見交換を行えたことが何よりの収穫となりました。

thumb_IMG_4500_1024.jpg

議題は政治や経済から歴史文化に至るまで包括的な内容であり、それぞれについて各自が発表を行って集団討論を行うという形式です。参加者の母語も文化も異なる中、第二言語としての英語を活用し、専門的内容を如何にわかりやすく伝え、かつ、共感を呼び起こすために如何に効果的な表現形式を運用するかに腐心しました。

thumb_IMG_4515_1024.jpg

自国の社会環境と照らし合わせながら世界情勢を熟知している海外の同年代の方々に刺激を受けながらも、近畿大学法学部で学んできた『法・言語・文化』の学際的知識・経験を武器に対等に渡り合えたことが今後の大きな自信となると同時に、自分が歩んできた道が間違っていなかったと確信することができました。

また、淡江大学の学生の多くが日本に興味があり、日本語だけでなく日本の社会文化・言語文化そのものについても熱心に勉強している姿を見て、日本国に自身のアイデンティティが根差しているという有難さと誇りを胸にする一方、新自由主義の潮流の中にあっても私たちが果たすべき役割について改めて考えさせられる機会となりました。

なお、フォーラム開催後の21日・22日は海外の参加者全員と、仇分や故宮博物院、士林市場、台北101などの現地観光を行うことで交流をさらに深め、互いの今後の健闘を誓い合う場ともなりました。

今後も『主体性;自主性』のコンセプトを昇華させるべく、引き続き、新しい価値の創造にトライしていきたいと思います。」