富山県立山町の音楽資産 "山にあこがれる"が里帰り!

2023.12.21

頭師暢秀教授が観光資源発掘の際に情報提供した音楽資産「山にあこがれる(作詞:山本和夫・作曲:岩河三郎)」が、立山町民文化祭(2023年11月3日)で披露されました。

重厚なメロディーに立山連峰登山者の想いが重なる印象的なこの曲は、音楽之友社「改訂 中学生の音楽2」(昭和55年教科書検定済)に掲載され、全国の中学校で歌われたはずなのです。ところが、地元ではまったく知られていないことが判明しました。

それぞれの地元に様々に息づく聴覚的観光資源の重要性を唱える頭師教授は、「題名も失念したが、立山を謳う素晴らしい曲がある。記憶の断片にあるこの曲を探して欲しい」と立山町役場に依頼。富山県庁や立山町音楽協会の協力で、立山図書館を通じて福井県小浜市立図書館から楽譜を取り寄せることに成功し、女声合唱団 コロ・パストラーレによって里帰りを果たしました。中学生の頃に歌った皆さんにも届きますように。。。

近畿大学と富山県立山町は、地域発展・産業振興、学術・教育・研究振興、人材育成等を目的に連携協定を締結しています。今後も、隠れた観光資源の発掘作業を進めてゆきます。

富山県立山町公式チャンネル
立山町民文化祭ーみんなでつくるみんなの音楽会・後編ー 2023年11月3日
「山にあこがれる」は、2'10""~4'20""でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=Lzgwpcs57MA

立山You Tube写真.png