「建世会(金物)×近畿大学短期大学部」 ついに、完成!

2021.03.20

昨年12月23日に実施した最終発表会。それぞれがあらためて調査し、新たなアイデアも加えながらのコロナ禍向けアイテムが出揃いました。発表を聞いた建世会幹事の皆さんは、それぞれの提案に魅力を見出しつつも、難しさも見つけてしまいます。結局、持ち帰って検討ということになりました。。。

そして、ついに完成したのが、非接触アシストフックです。これを使うことで、エレベーター等のボタンや電車のつり革を素手で触れることがなくなります。学生の発案で、建世会創設50周年を意識して、「50」をモチーフにしつつ、ハート形の持ち手がデザインされました。美しく、しかも強靭なステンレス製です。

建世会会員企業に配布されるほか、今日の卒業式で、開発した学生たちにもプレゼントされました。なお、ものづくりを体感するために、最後の最後の小さな加工は、学生が担いました。

建世会の皆様、お忙しいなか、何度も何度も講義に来てくださったり、講演会に招いてくださったり、卒業式に間に合わせるように完成させてくださったり・・・本当にありがとうございました。


担当した頭師暢秀准教授のコメント:
「すまい・くらし」を考え続けてきた金物・建築資材関係企業で構成される建世会の皆さんから学んだことは、卒業生の皆さんが近い将来にも役立てられることばかりです。各社のお仕事をやりくりしてお付き合いくださった方々に対する感謝の気持ちを忘れないでください。非接触アシストフックも愛用することで、折に触れて学んだことを思い出すことでしょう。ご苦労様。そして、ご卒業おめでとうございます。

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