【教員新刊紹介】 短期大学部准教授・頭師暢秀が部分執筆した新刊が出版されました。

2021.01.07

頭師.jpg

タイトル:『知財教育研究』
編集 :日本知財学会知財教育分科会
出版社 : NextPublishing Authors Press
発売日 : 2020/12/4
言語: 日本語
オンデマンド (ペーパーバック) : 196ページ
ISBN-10 : 4600004620
ISBN-13 : 978-4600004620
寸法 : 21 x 1.14 x 29.69 cm
価格:1700円+税170円
https://www.amazon.co.jp/dp/4600004620/ref=cm_sw_r_fa_dp_UoIZFbF2ZE029?fbclid=IwAR0NA9LeHLSnZ-umzHTiQcSVdaa5hR0fr7qH3euGqa_qdAlp_Tge8Q-gzc4

【概要】本書は日本知財学会知財教育分科会の編集による知財教育の研究論文集です.
日本知財学会知財教育分科会は,知財についての学術団体である日本知財学会における知財教育を対象にした分科会です.知財教育分科会は,初等中等教育段階からはじまる知財教育の普及推進を目的に,2007年に設立されました.その後現在に至るまで数多くの分科会研究会の実施などを通じ,最も活発に活動してきた分科会のひとつであります.本分科会は,2013年に「知財教育の実践と理論 -小・中・高・大での知財教育の展開-」を出版しました.これは日本知財学会10周年記念出版と位置づけてのものでしたが,今回は本分科会の2007年の活動開始から10周年を記念して,知財教育についての研究成果を取りまとめた研究論文集です.様々な教科の中で取り扱われる知財教育,これは融合的な教育であることから必然的ですが,一方で根がどこにあるかはっきりしない側面もある知財教育について,「知財教育学」という学問として確立し,教科間をつなぐ横串,よりどころとなる屋台骨を確立したいといった,本分科会メンバーの願いが込められています.

目次
論文
・知財創造教育の推進について
・日本の知財教育の経緯と展望 -知財政策とともに進展してきた知財教育の到達点を考える-
・2016年および2017年告示の新学習指導要領と知的財産教育との関係性に関する考察~今後の知的財産教育推進のために~
・社会人基礎力育成法にみる知財教育の可能性と課題~産学連携コンテストの事例を通して~(部分執筆における本学教員の執筆箇所)
・我が国において求められる人材像と知財教育の接点
・中国における知財人材育成のあり方について
・e-Learningコンテンツ開発における著作権処理の実践と課題
・既存教科との関連性を考慮した小・中学校段階における知財教育教材の開発
・普通科高校における知財教育の在り方 〜S高校の実践から〜
・高等専門学校の一研究室における知財教育の実践
・キャリア教育の観点から考える日本における大学知財教育の課題
・大学ブランド商品開発の取組みから考える知財教育の意義
・全学必修知財教育からの理工系学生対象の知財教育への展開
・福祉分野における知財人材育成・知財教育の現状と発展
報告
・留学時の経験を活かした国際的著作権処理を取り扱う授業実践の展開
・パテントコンテストと知的財産管理技能検定を活用したふるさといわて創造プロジェクト(COC+)」と知的財産教育の歩み
資料
・日本知財学会知財教育分科会の紹介
・査読要項