教員紹介

岡﨑 享恭

岡﨑 享恭
准教授
所属 国際学部 国際学科 グローバル専攻
総合文化研究科
学位 ハワイ大学マノア校第二言語研究科修士
専門 言語復興、先住民族教育、英語教育
ジャンル 社会/教育・学校・語学
コメント 先住民族の言語・文化復興、教育について。特に1970年代から、NZのマオリや、ハワイのカナカ・マオリ、日本のアイヌがどのような復興過程を経て、教育を行ってきているかについて。
リサーチマップ https://researchmap.jp/oktaka

自己紹介

奈良県大和郡山市に生まれ育ちました。大学在学中に、姉の留学先、シアトル(米国)に遊びに行ったのが初海外で、英語は全く話せませんでしたが、南米や中東、ヨーロッパやアジアから集まる留学生達とお互いにコミュニケーションを取ろうとすることがすごく楽しかったことを覚えています。自分がそれまで触れたことのない話し方、考え方、価値観、文化的背景に惹かれました。その後、リーズ(英国)やハワイに留学し、貧困撲滅や国際交流のNGOを経て、現在に至ります。旅や仕事で、シアトル以来50カ国近く訪れ、様々な人と触れ合ってきましたが、これからはより多くの交流をお手伝いすることが自分の役割だと思っています。
英語教育の実践に関する研究に加え、先住ハワイアン(カナカ・マオリ)の言語・文化復興を教育システムの構築という観点から研究してきました。英語に支配され話者数が激減したハワイ語は、絶滅の危機に瀕した言語の一つでしたが、80年代からの言語復興のための教育システム構築の取り組みにより、今では保育園から大学院博士過程までハワイ語で学べるようになりました。また21世紀に入り、先住ハワイアン文化を中心にカリキュラムを組む公立学校(チャータースクール)も増えました。この一連の動きは、いち早く教育システム構築に取りかかったニュージーランドのマオリとの交流に大きな影響を受けているという側面があります。そのため最近は、先住民族間の国際交流がもたらすアイデンティティや言語・文化復興、教育への影響についても関心を持っています。

学生へのメッセージ

英語は数ある言語のうちの一つに過ぎませんが、異文化コミュニケーションの手段として、多文化を知る入り口として、学ぶ価値が大いにあると思います。大学生の特権は、時間的余裕です。悩むことも多いと思いますが、本当にやりたいことに思い切って一歩踏み出してみましょう。

主要科目

グローバル化と文化接触
現代日本の文化的多様性
言語と権力
グローバル・イシュー入門
グローバル化と日本
アカデミック研究英語

ゼミ紹介

グローバリゼーションがもたらした現代の課題としての南北問題を中心に、個人間、また文化的に異なる様々な集団間の関わり合い、対立や共存に関して扱います。具体的には、先住民族を中心にマイノリティの言語や文化の復興、日本を中心に多文化・多言語共生社会、貧困や開発を中心とした国際協力の問題などです。「多様性」、「交流」、「対話」をキーワードに、受講者が関心を持つ個別の問題を掘り下げ、国際社会における位置づけを考察し、問題の解決法を探ります。

学歴/経歴

学歴

  • 2002年8月 - 2005年8月
    ハワイ大学マノア校 第二言語研究科
  • 1997年4月 - 2002年3月
    神戸大学 発達科学部

経歴

  • 2016年4月 - 現在
    近畿大学 国際学部 准教授
  • 2012年4月 - 2016年3月
    近畿大学 文芸学部英語コミュニケーション学科 専任講師
  • 2009年4月 - 2012年3月
    京都産業大学 全学共通教育センター 契約講師
  • 2008年4月 - 2009年3月
    獨協大学 国際教養学部 非常勤講師
  • 2006年10月 - 2009年3月
    国際交流NGOピースボート GET(Global English/Espanol Training) コーディネーター兼講師
  • 2006年7月 - 2006年10月
    ほっとけない世界のまずしさキャンペーン事務局 スタッフ
  • 2003年3月 - 2006年6月
    ハワイ大学マノア校 Hawaiʻi English Language Program (HELP) 講師