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インターナショナルセンターのご案内

インターナショナルセンター長より

”KINDAI”らしい国際交流をめざして

インターナショナルセンター長 秦 辰也

近畿大学では、”KINDAI”らしい国際交流をより総合的かつ積極的に推進していくため、2017年4月に国際関連組織を改編し、インターナショナルセンターを開設いたしました。センター内には、海外大学との交流協定締結や海外留学、外国人留学生の受け入れ等を推進する国際交流センター(旧:国際学生交流センター)と、従来の日本語教育センターと語学センターを統合し、語学教育センターを設置いたしました。本学では、2006年に設置された「21世紀教育改革委員会」で策定された「近畿大学国際化のビジョン」に沿ってグローバル人材育成強化に取り組んでまいりましたが、これまで以上に国際交流事業を充実させ、本学の理念に基づく教育と、総合大学としての様々な研究分野を通して、地域社会はもとより、グローバル社会に貢献してまいる所存です。

さて、まず本学の外国人留学生の受け入れについてですが、2017年度現在、世界26カ国・地域から400名を超える留学生が学んでいます。卒業後には、楽天、NEC通信システムズ、オムロン、マツダ、日立造船など日本企業に就職する学生や、貿易で成功するなど多才な人材を輩出しています。一方、大学院に進学して博士号を取得し、大学教員として本学や母国に帰って教壇に立つ人もいます。

また、近年は欧米やアジア諸国からの長期の交換留学生も増加しており、英語開講科目を充実させながら2017年度は79名を受け入れました。こうした留学生を対象に、2016年からはホームビジット制度を始め、教職員と交換留学生のアットホームな国際交流にも努めています。他にも、海外の学生を対象とした短期サマープログラムでは、ウエストバージニア大学、トリニティ大学、逢甲大学などから学生が参加し、文化、経済、政治、クラブ活動体験など、日本について多面的に学びました。この他、ビヌス大学、ウェスタンシドニー大学、モスクワ大学、国民大学などからも短期で学生を受入れるなど、国際化への基盤開発を進めています。

一方、特筆すべき学部の動きとしては、2016年度に国際学部を開設し、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材を育成しつつ、交換・派遣留学制度をより活発に運用しています。欧米圏やアジア諸国をはじめ、近年では南米やユーラシア地域でも留学先を拡大しており、アメリカ(2セメスター)、中国、台湾、韓国への約1年間の留学プログラムの後、交換・派遣留学生として再度海外で学ぶ学生もいます。“KINDAI”の協定校は2017年度現在、世界46カ国・地域、228校に上っており、全学部の学生に対して留学へと羽ばたく幅広い選択肢が提供されています。

さらに、2017年度からは5か年計画の「大学の世界展開力強化事業」として、理工学部を中心に日露間で活躍できるモノづくり中核人材の育成事業もスタートしています。ボーダレスな社会の中で技術革新は繰り返され、知識や人材は国境を越えて移動し、日本社会も大きく変化していくことは確実です。こうした状況下で、国際交流は学生たちに「知識基盤社会」の現実を認識することを促し、未来を生き抜くために必要な能力と意欲を持ってもらうために必要不可欠であると確信しています。

この他、各種奨励金制度の充実や、海外インターンシップの促進も図っています。また、春期・夏期休暇期間中に、語学力の向上と異文化体験を通し、国際感覚の養成と豊かな人間性を養うための海外語学研修を実施しています。

近年のこうした取り組みの成果もあり、世界の大学ランキング(The Times Higher Education World University Rankings 2018)でトップ801-1000位にランクインするなど、”KINDAI”は国際的にも高い評価を受けています。今後も総合大学としての強みを生かした国際交流を積極的に推進し、留学生の受け入れと本学学生の海外への留学の充実を図っていきたいと考えています。そして、

”KINDAI”で学ぶ学生がグローバ化のもたらす多様な価値観や文化の違いを尊重し、持続可能な社会の発展に向けて、世界を舞台に活躍できる人材に育っていけるよう、一層努力してまいります。

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