令和4年度 林野庁事業に建築・デザイン学科小野聡子教授が検討委員として参加
2022.11.24
林野庁事業『民間団体向け補助事業補助金』を採択された筑豊地区木材協同組合(理事長:荒木光子氏)からの依頼を受け、令和4年度より建築・デザイン学科小野聡子教授がプロジェクト※の検討委員を務めています。
令和4年11月10日(木)および11月11日(金)の2日間、添田木材有限会社 本社敷地内(福岡県田川郡添田町)において、「実証モデル施工見学会」が行われました。この見学会では、2 日間にわたる建築物の施工状況および完成した建築物の見学が実施されました。当日は、多くの方が施工状況を見学されていました。
この「実証モデル施工見学会」に向けて、意匠設計事務所、構造設計事務所および建築・デザイン学科小野聡子教授とで、このプロジェクトで考えた構造材の実大実験も実施してきました。森林の高齢化が進む中、大径木の利活用が急務となっており、構造材として利活用が大径木の利用につながります。あわせて、簡易な構法により非住宅木造建築物を建設することは、今後の利活用の促進につながります。 建築・デザイン学科小野聡子教授は、今後もこのプロジェクトに関わっていきます。
なお、写真の添田木材有限会社 本社敷地内の仮設構造物は年内見学可能ですが、見学を希望する場合、事前に添田木材有限会社にお問合せください。
※プロジェクト正式名:令和4年度 林野庁事業 建築用木材供給・利用強化対策のうち 都市の木材利用促進総合対策事業のうち 大径化した原木等を活かした地域材による設計合理化の技術開発・普及啓発