大学院(生物環境化学コース)の 宮本孟君が国際会議で「ベストポスター賞」を受賞

2017.07.07

  • 受賞歴

00000228_eye_catch.png

大学院 産業理工学研究科 生物環境化学コースの宮本孟君(岡伸人准教授研究室:修士1年)のポスター発表が、
2017年7月3日(月)~5日(水)早稲田大学国際会議場にて開催された国際会議(The 10th International Symposium on Transparent Oxide and Related Materials for Electronics and Optics; TOEO-10)において「Best Poster Award (silver)」を受賞しました。

今回で10回目となる同会議では、光エレクトロニクスや環境技術分野で必要不可欠な機能性酸化物に関して、
世界最先端の研究成果が発表されました。なお同賞は、同会議内で行われた優れた研究発表に対しておくられるものです。

宮本君の研究発表タイトルは、"Vanadate Glass applied to Oxygen Electrode in Metal-Air Rechargeable Battery(バナジン酸塩ガラスによる金属-空気二次電池用空気極の開発)"です。
金属-空気電池は大気中の酸素を正極活物質として用いるためエネルギー密度は極めて高く、
現在の主流である鉛蓄電池やNi-Cd電池、Liイオン電池を大幅に上回ります。但し充放電可能な二次電池として使用するためには、酸素還元・酸素発生の2つの機能を同時に有する空気極材料が必要となります。
岡伸人准教授研究室ではバナジン酸塩ガラスによる新奇空気極材料を開発しました。

宮本君の発表は研究成果やプレゼンテーションに優れ、審査員から高く評価されました。
なお同研究は宮本君の他、以下の研究者が研究にかかわっています。

・湯浅 雅賀 (近畿大学産業理工学部生物環境化学科 講師)
・西田 哲明 (近畿大学産業理工学部生物環境化学科 元教授)
・岡  伸人 (近畿大学産業理工学部生物環境化学科 准教授)


TOEO-10ウェブページ:http://conf.msl.titech.ac.jp/Conference5/TOEO10/wiki/