工学のオモシロさを皆さんにお届けします!! てくたまラジオ近大工学部潜入レポート!! 全6回シリーズ

てくたまラジオ近大工学部潜入レポート

第3回 建築学科の小川晋一先生・土井一秀先生の研究室に潜入!!

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機械工学科 ゴイト・ジェイ・プラカス先生

情報学科 荻原 昭夫先生

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今回は建築学科の小川晋一先生・土井一秀先生の研究室に潜入します!

意匠設計研究室 土井一秀先生

建築意匠研究室 小川晋一先生

Q.建築学科の学生のみなさんは、どんなことを学んでいるのでしょうか?

新しい空間を創造する技術を学んでいます。主に、世界の建築を参考にしながら、図面や模型を制作しています。

Q.建築ってどんな知識や技術が必要なんですか?

良い建築を生み出すには、材料・構造・設備・環境工学などの技術を総合することが求められます。そのため、建築の仕事は、よくオーケストラの指揮者に例えられます。

wow

Q.広い視野が必要なんですね!

設計も、最近ではコンピュータで空間を再現するので、その技術を学びます。実際に建物を建てる際には、設計通りのものができているかのチェックをするのも建築の仕事の一部です。

Q.こちらの研究室の特徴は何ですか?

小川先生も私も設計事務所を運営しながら教えているので、現場に近いところで学ぶことができます。教え子達の中から、全国で活躍する若手建築家を多数輩出しています。

Q.すごいですね!現在在籍している学生さん達はいかがですか?

日本中のさまざまなコンペティションや卒業設計のコンテストで多くの賞を受賞しています。また、欧米の大学と交換留学を実施し合同授業を行っています。学生には「世界を見ろ」と言っています。

研究室の壁にはさまざまな建築コンペで上位入賞した学生・大学院生の名前が!

広島で、全国レベル、世界レベルの建築が学べるんですね!

Q.研究室の名前には「意匠」とありますが、どんな意味なんですか?

「意」は心を意味します。心を形にするのが、私たちの仕事です。

Q.こちらの研究室が入っている建物のエントランス、すごくオシャレですけど、こちらも・・・。

そうです!私たちの研究室で設計しました !!

GOOD!

Q.この研究室もオシャレですよね。

大学にいるというよりは、設計事務所で働いている感覚になるかもしれませんね

Q.どんな人が建築に向いているんですか?

絵を描いたり模型をつくったりするのが好きな人、さらに、計算に基づき論理的に考えられる人や、仲間とともに物を作り上げるのが好きな人も向いています。いろいろなタイプの人が活躍できる分野です。

Q.建築っておもしろそうですね!

建築の仕事は、人間の生活空間を考える仕事です。インテリアから都市空間まで、建築は幅広い仕事をカバーしているといえます。

FUN

Q.最後に、10代にメッセージをお願いします!

「すべてが建築である」という言葉があります。世界の建築を見て、本物の空間を体験することが、将来に活かされると思います。いっしょに頑張りましょう!

好奇心に勝る才能はないと思っています。何でも知って、何でも見てほしい。頭の中よりも世界は広いので、悩まずに外に出てみたらいいのではないでしょうか。

僕も建築デザインがしたくなってきました!

次回は電子情報工学科に潜入します。