村中洋介准教授の論文が「行政法研究51号」に掲載されました

2023.09.05

  • 研究
 著者
村中洋介 

 論文タイトル
住民訴訟認容判決後の権利放棄の可否ー奈良市新斎苑訴訟を中心として 

 掲載誌
行政法研究51号 

 論文内容紹介
住民訴訟において、住民側(原告側)勝訴の判決が出た場合には、地方公共団体の首長等が債務の支払い義務を負うこととなるが、訴訟係争中や確定後に債権放棄がなされる事例がある。本件では、議会における債権放棄は否決されたものの、その後の和解の承認によって結果的に一部の債権が放棄されることとなった。本稿では、近時の事例から住民訴訟と債権放棄の関係について検討している。