張 琳准教授の論文が経済学学術雑誌「China Economic Review」に掲載されました

2022.05.18

  • 研究

張琳(Lin Zhang)准教授の論文「Patrilineality, fertility, and women's income: Evidence from family lineage in China」が経済学学術雑誌「China Economic Review」に掲載されました。


本論文では、宗族を例として、伝統的な父系家族制度が出生行動を通じて女性の収入に負の影響を与えることを明らかにします。系譜を宗族の代理変数として、差分の差分法(DID)でこの理論仮説を検証します。実証分析の結果、第一子が息子である女性と比較して、系譜を所有する方と結婚する女性は、第一子が娘である場合、多くの子供を持ち、収入が少なくなります。より短い勤務時間はこの結果を説明できます。

掲載先:China Economic Review, Volume 74, 2022.
リンク:https://doi.org/10.1016/j.chieco.2022.101805