丸山佐和子教授の論文が The World Economy誌に掲載されました

2021.03.24

  • 研究

丸山佐和子教授と清田耕造教授(慶應義塾大学産業研究所),谷口美南氏(ミュンヘン大学経済学部)の共著論文"The China Syndrome: A Cross-CountryEvidence"が,The World Economy誌に掲載されました。

この論文では、先進国6カ国におけるチャイナ・ショックの雇用への影響を検証しました。その結果、中国からの最終財の輸入浸透が先進国の製造業雇用にマイナスの影響を与えるのに対し、中国からの中間財の輸入浸透や中国への輸出はプラスの影響を与えうることがわかりました。さらに、このような正の効果は、国によってはマイナスの効果を相殺したり、上回ったりする可能性があります。

リンク: https://doi.org/10.1111/twec.13098
(Early view, オープンアクセス)