河田幸視准教授の論文がJournal of Material Cycles and Waste Management誌に掲載(online first)されました

2021.03.19

  • 研究

河田幸視准教授とFatimah Md Yusoff教授(マレーシアプトラ大学)、Nicholas M.H. Khong講師(モナシュ大学マレーシア校)、院生のDini W.A. Umiさん(マレーシアプトラ大学)の共著論文"The economic feasibility assessment of using tropical fruit wastes in production of fish feed for the Malaysian mahseer, Tor tambroides (Bleeker, 1854)"が、Journal of Material Cycles and Waste Management誌に掲載されました。

マレーシア産mahseerという魚の栄養条件を満たすように、ココナッツ、パイナップルおよびジャックフルーツの残滓を混ぜた魚の餌を実際に15種類開発し、従来の餌と生産コストを比較しました。マレーシアの半島部での生産を想定し、原材料費やフルーツ残滓の処理費、輸送費の変化を計算したところ、7種類は従来の餌よりも安く生産できることがわかりました。現在は、開発した餌を実際に用いて、養殖魚の斃死率や肉質の変化を調べています。

本研究は、科研費(JP16K00691)による成果の一部です。

リンクはこちら https://doi.org/10.1007/s10163-021-01190-y