2024年度 第九回定例講演会
2024.12.05
- 定例講演会
【講演テーマ】
「税の役割と税務行政の状況について」
【講師】
東大阪税務署 副署長
越智 康博 氏
【会場】 Zoomでのオンライン講義
12月4日(水)に第9回定例講演会が開催されました。講師に、東大阪税務署副署長の越智康博様をお迎えし、税の役割と税務行政の状況についてご講演いただきました。
講演では、税の歴史や税の現状とくに我々になじみ深い消費税の課税方法について、税務署の仕事内容の解説、適正な課税への取り組みについて解説していただきました。適正な課税への取り組みとして、変化していく経済に対応して「シェアリングエコノミー等新分野への課税」という最新の事情に関しても詳細に解説していただきました。経済学の講義では税金を集めてどう使うのかという議論に終始していますが、実際にどうやって税金を集めるのか、という点に関して解説していただき、日ごろの経済学の勉強の理解が深まったことと思います。
ここで、講演会で出た質問を二つ紹介したいと思います。
・国会議員の税の無題使いについて話題になっていますが、税務署としてはどのような感想をお持ちですか
・仮想通貨に関して質問です。取得原価以下の金額での現金化であれば非課税でしょうか?
越智様、素晴らしい講演をありがとうございました。