定例講演会(2024.7.10第4回)
2024.07.17
- 定例講演会
<講演テーマ>
マナー&防犯についての講演会
<講師>
大阪府警察 布施警察署 署員の方お一人
<講演の形態>
対面
<講演の概要>
7月10日(水)に、第4回定例講演会が開催されました。講師に、大阪府警察布施警察署の署員の方をお迎えし、学生の安全意識向上を図るために、大学生をとりまく様々なリスクから身を守るためのアドバイスを中心にお話しいただきました。
毎年大阪府警察様には、新入生を対象にこうした生活安全に関するご講演を実施していただいており、今年も多数の1年生の参加のもと、B号館の4つの教室に分かれて対面形式で実施されました。
ご講演では、大阪府における犯罪発生状況から始まり、未成年による飲酒の問題、窃盗の多さ、闇バイトの危険性、薬物問題など、いずれも学生生活を送るうえで身近にひそむ危険や誘惑について、どのように対処すべきか幅広くご教示いただきました。とくに闇バイトや薬物問題などでは、ドラマ仕立てで非常に臨場感のある内容に、参加した多くの学生たちもその恐ろしさをリアルに感じ取ったようでした。
講演会の最後に出席者全員が感想文を提出しましたが、その中の何点かを紹介します。
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・自分が思っているよりも犯罪は身近で起きていることがわかったので、今よりも身を引き締めていこうと思った。
・自分は地方出身であまり犯罪について気にしていなかったが、大阪は大都会で犯罪件数も多いということを聞いて危機感を持った。
・私も自転車の盗難被害にあったことがあるので、今日の話を聞いてより気を付けようと思った。学内の駐輪場でもそのような被害があることに驚いた。
・最近は学生が被害を受けるだけではなく、闇バイトで学生が検挙されることが増えていることから、加害者になっていることもわかった。誘われてもNOと言える人間になりたい。
・居酒屋でアルバイトをしているので酔っ払った客に絡まれたりするが、絶対に20歳になるまでお酒を飲まないようにしようと改めて思った。
・動画の中で、留学の経験を経て薬物などとの関わりを持つことがあると知り、私も留学する前に対策を考えておこうと思った。
・薬物が合法な国でも、薬物の使用を良いと考えているわけではなく、規制をしても蔓延を防止できないためにやむを得ず合法化していると知り、そのような国へ行っても使用しないでおこうと考えが変わった。
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受講した学生のコメントからは、身の回りの安全に関してこれまであまり正確に認識していなかったことについて、講演を通じて改めて知った驚きと緊張感が伝わってきます。多くの学生にとって、今まではどちらかというと、常識的には理解していても直接自分と関わるものでないと考えていた様々な危険が、今回の講演をきっかけに急速に自分事として捉えられるようになったと思われます。
たいへんわかりやすいスライドと臨場感ある動画で、受講者にとっては理解し易い内容であり、1時間強の講演があっという間であったように感じられました。本年度も貴重な講演をご提供くださった大阪府警察布施警察署様に心より御礼申し上げますとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。