12月20日 第10回定例講演会が開催されました

2023.12.25

  • 定例講演会
【講演テーマ】 
   パーソナルファイナンス入門
 〜自分らしい人生を生きるためのお金とのつきあいかた〜           
【講師】
日本FP協会
今西 みほ 氏
【会場】Zoom開催
 
12月20日(水)に、第10回定例講演会が開催されました。師に、 日本FP協会の今西みほをお迎えし、お金とのつきあい方について詳しいお話をうかがいました。
 
今西先生にご登壇頂くのは今年三年目です。経済学部では金融リテラシーの教育を重要視していますが、自分たちが将来どうやってお金と向き合っていくのか、また、その知識を活かしてFPの資格を取るにはどうしたらいいのか、もともと関心を頂いて多くの学生たちがZOOMに集まりました。

~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

何が起こるかわからないこの時代に、FPのような専門家は必要なひとは多いと思う。さらに、FPの勉強をすれば自分のライフデザインやライフプランを考えることができてお得だと思った。また、今回の講演会で、初めて老後の生活資金が7380万円必要なこと、さらに年金があれば1380万円で済むことも初めて知った。ほかにも貯金のしかたやNISAやiDecoといった投資関連の話もきくことができて、貴重な体験だった。自分でもお金に関する知識を身に着けるために、FPや投資について調べてみようとおもった。(一年生)
 
様々なライフイベントにはお金がかかることが分かりました。一人暮らしや結婚や出産などで一度にまとまったお金が必要です。人生の三大資金は住宅資金、教育資金、老後資金です。このように人生を生きていく中ではお金はとても大切だと再認識しました。就職活動でもFP資格が高く評価されるので、学生時代のうちに資格を取ろうと思いました。この講義ではお金の使い方や貯め方について分かりやすく教えてくださったのでとてもタメになる講義でした。自分も貯金を50万円できるように頑張ろうと思います。(二年生)

今回の講演会で心に残っているのは男性と女性で平均年収に大きく差があることです。正規と非正規で年収が変わることは知っていましたが正規社員でも男性と女性でこんなにも変わるのかと驚きました。また最後にお金に振り回されるのではなくお金を自分でコントロールできるようにならないといけないということも今回講演会で心に残りました。(三年生)

自分のこれからの人生におけるお金の使い方、またお金を稼ぐ重要さについて再確認できた。自分も現在FP2級を取得するために勉強をしているため、「FPはお金持ちになるためのものではなく必要な時にお金を準備できているようにするもの」という言葉はとてもしっくりきた。時代の変化につれて住宅費や年金などは増えていき、その幅は予想できないという現状に大きな危機感を覚え、自分と家族の生活を守るための金融リテラシーをつけお金に振り回されない生き方をする事は働く業種に関わらず不可欠な事だと強く感じた。(四年生)
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今西先生の今回のご講演は、お金との付き合い方を学ぶ機会だけにとどまらず、さらに一歩進んで、FP資格への興味関心を高めるきっかけになったことを多くの学生たちがレポートに記していました。学生たちに将来の展望を示して下さった今西先生、誠にありがとうございました。

近畿大学経済学部では今年あわせて13回の定例講演会を開催し、外部から講師の方をお招きして貴重なお話をお聞かせいただきました。毎回、ZOOMには200名から300名、多い時で700名近い学生たちが集まり、ご講演に耳を傾けました。クイズやアンケート、動画など、学生たちが飽きないように、毎回、様々な工夫を凝らしてくださいましたご講演者の皆様に、この場を借りて、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
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