7月5日 第2回英語定例講演会が開催されました

2023.07.07

  • 定例講演会
【講演テーマ】               
UCCグループのご紹介
~ビジネス展開の概要とワーキングスタイルの多様化(女性管理職の視点から)~

【講師】
UCCホールディングス株式社 コーポレートコミュニケーション室 
   担当課長 池川 優太 氏
   担当課長 塚本真理子

【会場】Zoom開催

7月5日(水)に、第2回英語定例講演会が開催されました。講師に、UCCホールディングスの池川優太様、塚本真理子をお迎えし、お話しいただきました。現在、2年生英語科目「英語3R・4R」において、留学コースを除くすべてのクラスで『知られざる日本の「ものづくり」企業の世界』の英語テキストを使って、西日本に本社をおく12社のものづくりメーカーについて学びを深めています。この12社のうちの一つ、UCCホールディングスの池川様には、このテキスト制作の段階から広報部の代表として関わって頂いただけでなく、2021年からは、毎年7月にこの定例講演会にご登壇頂いています。

今年の講演会では、池川様にまず、UCCグループの事業概要、パーパス、サステナビリティに関するお取り組みについて詳細をご説明いただきました。その後、もう一人のご登壇者の塚本様に、女性管理職のお立場から、ワークライフバランスについて、ご自身の経験をふまえてお話しいただきました。

~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

UCCは社内においても社外においてもブランド価値の向上を目指して活動していることが分かりました。2040年までに、といった約20年先の具体的なサステナビリティビジョンを掲げていることもすごいと思いました。また、UCCの活動だけでなく、塚本さんの「お互い様と思ってもらえるような関係性を築く」というお話も心に残りました。自分に余裕があるときには誰かのためにできることをする、逆に余裕がないときは手伝ってもらう、などは良い関係を築くのに不可欠だと感じました。これは仕事に限ったことではないと思うし、今の自分にとっても重要なことだと思います。

UCCについては英語3Rの授業でどんな会社かは知っていましたが、コーヒーマシン事業や外食事業にも携わっていることは知りませんでした。UCCが掲げる目標「コーヒーの力で世界にポジティブな変化を」というのが会社における事業の成功だけではなく、会社が世界や環境に及ぼす影響についてまで気を遣ったもので、とても柔らかい印象を受けました。塚本さんのお話では、子育てをしながらも両親共働きというのが今の社会では普通になってきているので、産休・育休を取ることができるUCCは素敵だなと感じました。自分が働く頃にはもっと共働きが主流になると思うので、産休・育休を取ることができる会社がもっと増えるといいなと感じました。自分も女性なのでとても参考になるお話でした。

前半の内容については、UCCの概要などについては、授業で習っていたので分かっていたが、より深くUCCについて知ることが出来た。特に、サステナブルな活動が印象に残っていて、カーボンニュートラルの実現や自社ブランドのコーヒーを100パーセントサステナブルなコーヒー調達を目指したり、ただ単にコーヒー事業をしているだけでなく、持続可能な社会に向けての取り組みも行っているところにUCCの魅力を感じました。後半では、具体的な仕事の内容や、産休後の仕事の内容などについて聞くことができました。自分は男だが、この先の未来において、産休などのシステムについて知っておくのは重要なことだと思うので、ためになりました。今回の知識を活かして、今後の就活に向けて動いていきたいです。

ライフワークバランスを保つためには、お互いに困った時に支え合えるようにコミュニケーションを取っておくことが大事だと感じました。また、広報ならではですが内部だけではなく外部との関わりも大切にし日々情報を集め勉強を行うことで、自分のミッションを果たしスタンスを大切にすることが出来るのだと感じました。

今回の感想はすべて参加者が一番多かった二年生の皆さんの中からご紹介しました。
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今回の講演会では、教科書で学んでいる内容をさらに掘り下げ、UCCホールディングスの事業展開について大変詳しく学ぶことができました。加えて、その会社で実際に毎日をどのように過ごしているのか、特に、子育てをしながら責任あるお立場で働くとはどういうことなのか、実体験に基づくお話もうかがうことができました。

講演会に参加した皆さんが、ワークライフバランスを大切にする意識を持ち、社会で活躍する数年後、今よりもさらに、ジェンダーその他の垣根を超えて、各自が働きやすい環境で働けることを願います。池川様と塚本様におかれましては、学生たちのために、貴重なお話をしていただき、誠にありがとうございました。
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