6月7日 第1回英語定例講演会が開催されました

2023.06.12

  • 定例講演会
【講演テーマ】               
TOEIC® Programについて~社会でのTOEIC®活用事例~

【講師】
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
大阪事業所 IP普及チーム チームリーダー 北脇 大輔 氏

【会場】Zoom開催と教室内での視聴のハイブリッド形式

6月7日(水)に、第一回英語定例講演会が開催されました。講師に、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の北脇大輔様をお迎えし、英語運用能力を測る資格テストとして広く浸透しているTOEICテストの一般社会での受け止められ方や、その活用方法についてお話しいただきました。

経済学部では、1,2年生全員が、12月に学部主催のTOEICテストを受験することを義務付けられていて、その結果が後期の各該当クラスでの成績の一部に反映されるシステムになっています。4月に入学したばかりの一年生の多くはTOEICテスト未経験者なので、講演会では特に一年生向けに、TOEICテストの概要や、テストに向けての勉強が将来どうつながっていくのか等をお話しいただきました。

北脇様のご登壇は、今年で5回目ですが、毎年更新されるTOEICの最新情報として、今年は、全国の経済学部学生のTOEICスコア平均点や、就活の際にどの業種が、そしてどの企業が、TOEICスコア何点以上を新卒採用の学生たちに求めてくるのかなど、かなり具体的な数字を示して下さったのが、学生たちにとっては有難い情報だったのではないでしょうか。
恒例の質問コーナーに集まった多くの質問に対しては、昨年よりさらに時間を延長し、大変丁寧かつわかりやすくお答えくださいました。講演会の参加者はこれまでで最高の680名を数え、大盛況のうちにお開きを迎えました。
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~参加した皆さんの感想レポートを一部ご紹介します(一年生の皆さんの感想です)~

今回の講演会で、英語が世界中の人々とコミュニケーションを取り、情報収集のための一つのツールとして使われているということを聞いて、今までなぜ英語を学んでいるのか理由が分からず学ぶ意欲を失いそうになった時が何度もありましたが、北脇さんのお話から、これからも英語を学び続けるという事は自分が生きていくために必要な事を一つの言語を通して得ることができるんだなと思い、改めて英語の大切さや、学ぶ意欲を高めることができました。また、北脇さんが最後におっしゃられていた、英語の授業をただ受けるだけじゃなくて空いている時間にも英語に浸ることができる環境を自分から作ったり、少しでも英語に触れられる時間にするべきだなと思いました。

高校生までは英検しか受けて来なかったので、TOEICがどういうものなのか、どのように役立つのかを具体的に知ることが出来る良い機会になりました。特に企業の英語能力測定にTOEICが一番多く使われていることを初めて知りました。講演会後半では沢山の質問に答えて下さり、何点を目指せばいいのかや就職のときは筆記で受けたものでなくても使えること、リスニングとリーディングが大切であることなど様々な有益な情報を知ることが出来たので、出席してとてもよかったなと思いました。

TOEICが英語コミュニケーション能力を測るためのテストだということは理解していたが世界共通のテストだということは知らなかった。企業が成長していくには海外進出が必要となってきており、社内公用語が英語になっている企業があったり、入社条件にTOEIC何点以上という条件があったり、TOEICの点が昇進、昇格の条件になっている企業などもあるので、英語力を身につけることの重要性が分かりました。

TOEICの疑問についてたくさんのことを知ることができてとても良かったと思います。自分は公務員志望なのですが企業だけではなく公務員になるにもTOEICが有効になってくることやIPのテストは公務員では使えないことなど様々な有益な情報を知ることができました。この講演会の中で特に驚いたのが、TOEICが160カ国で実施しており、企業の英語能力測定のための資格として1位であることです。そもそもTOEICは日本のテストだと思っていたし、就職活動で幅広くTOEICを活用できるというお話はとても興味深かったです。
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北脇様におかれましては、大変有意義なお話をお聞かせくださいまして、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
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