第7回定例講演会が開催されました

2023.01.23

  • 定例講演会

<講演テーマ>
「税の役割と税務行政の状況について」

<講師>
東大阪税務署・副署長 福田 知弘氏

<日時>
12月7日(水)5限目 16:45~18:15

<講演の形態>
ZOOMによるオンライン型の講演会

12月7日(水)に、第7回定例講演会が開催されました。講師に、東大阪税務署・副署長 福田 知弘氏をお迎えし、「税の役割と税務行政の状況について」というタイトルでご講演いただきました。

東大阪税務署から講師の先生をお招きしての本学部での定例講演会の歴史は長く、かれこれ10年くらいになるでしょうか。今年は新しく副署長になられた福田様をお迎えし、税制全般についての講義を学生たちのためにしていただきました。

~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

インボイス制度について、自分は知らなかったので、今回の講演でされて良かったです。授業前にクイズをしたため、より一層、内容が興味深いものになり、ゴミ処理にかかる費用など自分が知らない事が沢山知ることができて、税について興味を持てたと思います。(一年生)

税に関することはこれから生活していく上で必須となる知識なので今回の講演をきけて良かったと思います。個人的に事前クイズにあった授業料は消費税はかかるのかという問題が気になっていたので答えがわかって良かったです。今回の講演で累進課税などの名前は知っているが、具体的な数字がわからないようなものがたくさんあると感じたのでこれから税に関しても勉強していきたいです。(一年生)

私は、中学生の時、職業体験で税務署で働かせてもらいました。とても興味があったので、詳しいお話を聞くことができてよかったです。特に税の分類についてのお話に深く興味を持ちました。消費者が負担する場合と取引に対して課税する場合の説明がわかりやすく、身近なところで税が発生していることを学べました。また、軽減税率の適用対象について知ることもできよかったです。(一年生)

クイズがあったので、楽しく視聴ができた。ボストン茶会事件は受験勉強を思い出して懐かしくて笑ってしまいました。8800億円も滞納残高があるので凄く多いなと思っていたのですが、それ以前は2倍3倍滞納残高があったので、今の国税の方の努力が伺えました。(二年生)

今まで税金を支払わなければならないという義務感で捉えていましたが、税の本質はみんなで支えるものであって、税金を支払うことは政治の参加を意味するとの説明が凄く分かりやすく税金の重要性を感じました。また、私は一人暮らしをしていてごみ捨てという公共サービスを享受していますが、国と地方公共団体が負担している年間のごみ処理費用が約2億5000億円という多額さに驚きました。仕方ないのではなく、しっかり公共サービスの重要性を考えたいです。さらに、少子高齢化に伴って高齢者による社会保障費が大きく増加し続けている現状から給付と負担の関係をどうしていくか考える必要があると感じた。(二年生)

私たちが納めた税金が何に使われていてどれくらい使われているのかなど細かく説明してくださって良かったです。インボイス制度ののところのように新しい制度がどんどんと出てくるため、仕事として税制度を扱う税務署の方々は制度の変更などについていくのがすごく大変な作業だろうなと感じた。高齢化社会になってきていて、高齢者に対する労働世代の数が減っていっているところなどはこれから私たちにすごく関係があるし、聞いていてよかったなと思った。(三年生)

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今回のご講演では、事前に用意して下さったクイズを解き、講義の時に答え合わせと解説をしていただきました。多くの学生たちが、そのおかげでより一層理解が深まったという感想を寄せてくれました。

詳しいお話をお聞かせくださいました福田様には心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
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