＜講演テーマ＞
「パーソナルファイナンス入門
　〜自分らしい人生を生きるためのお金とのつきあいかた〜」

＜講師＞
日本FP協会 今西　みほ　氏

＜日時＞
1月18日（水）5限目　16：45～18：15

＜講演の形態＞
ZOOMによるオンライン型の講演会

1月18日（水）に、第8回定例講演会が開催されました。講師に、日本FP協会　今西みほ氏をお迎えし、「パーソナルファイナンス入門　〜自分らしい人生を生きるためのお金とのつきあいかた〜」というタイトルでご講演いただきました。

今西先生を本学部の定例講演会にお招きするのは昨年に引き続き２回目となります。昨年お越し頂いたときから一年で、世界では大きな変化がありました。ウクライナ侵攻、物価高騰、そして日本では記録的な円安を記録し、私たちの日常生活は時として予期せぬ大きな変化を強いられるということを目の当たりにした一年でした。このような時だからこそ、自分の将来をファイナンスの視点から改めて考え直すことは大変重要といえるでしょう。今西先生のお話はZOOMに集まった聴講生の皆さんにそういったことを改めて考える機会を与えてくださいました。

～参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します～

国公立のみで大学までの教育費が会社員の平均給与の約2倍ほどかかることが分かりました。生活費や私立へ進学した場合なども含めたら3倍以上もかかってくるのではないかと考えると子供全員が大学へ行けるものではないのではないかと感じました。この講演会を聴けるのも、学ぶ機会があることもとても貴重な時間なのだと改めて実感する事ができました。ありがとうございました。（四年生）

FPに関してはもともと興味があり勉強をしていたので、今回お金との付き合い方について学べるのはとてもいい機会だと思いました。 少子高齢化が益々進むようになったこの現代社会において、年金問題は度々問題に上がってくる話題であり、老後のためにどれくらい資金を貯めたらいいのか、そもそも貯めることができるのか、など様々な不安に襲われる人も多いと思います（わたしもそのうちの1人です）。 そのためFPの目的である『必要な時にお金の準備ができている』ということは、私の不安を助けてくれる材料なのだなと確信することが出来ました。 激動の世の中で何が起きるかも分からないため、きちんとライフイベントなどを把握し、それに十分に備えて行けるように、日々の貯金や、将来的には資金運用なども視野に入れて計画していくことが大事なと思いました。 また、FPは起業からのニーズも高いとしり、FP取得に向けて一層頑張らねばいけないと自分自身を鼓舞することができました。（三年生）

今回の講演を聞いてファイナンシャルプランニングについて非常に多くの知識を学ぶことが出来ました。教育費がオール公立でも800万円かかることや預金にするのではなく資産運用することによって将来の貯蓄が潤い、老後でも安心して生活できることを学びました。今回のご講演でF P資格について非常に興味を持ちましたし、資格取得もしてみたいなと思いました。ご講演していただきありがとうございました。 （三年生）

ライフデザインとライフプランのテーマのところが一番印象に残りました。理由は2つあります。1つ目は、現在している就職活動に密接な関係を感じたから。2つ目は、今後の人生を生きていくうえで非常に大切な考えを勉強させていただいたからです。1つ目の就職活動に密接な関係を感じたとは、自身の理想の暮らしをしようと考えたとき、どれくらいの収入が必要になるのかが数字として明確に表れたからです。業界の平均年収を調べ、企業の平均年収を調べることで、理想の暮らしをするための企業選びが出来ると感じました。2つ目の今後の人生に重要な考えとは、1つ目の理由と近しいです。本日は貴重なお時間ありがとうございました。（三年生）

今回の講演会を通して、FPの内容や雇用形態による年収の違いなど幅広いお金の知識を知ることができました。自分が稼いだお金をより効果的に利用し、生活水準を高めるために春休みを利用してFPの資格取得に取り組みたいです。（二年生）

社会人になって多くの収入を得られるようになっても費用や年金を積立てると自由に使えるお金は本当に少ないのだと絶望すると同時に、実家から通学費を出して大学に通わせてもらっている両親に改めて感謝する内容でした。（二年生）

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社会人になって本格的に経済的自立をするときに困らないように、今のうちから必要な知識を身につけておくことはとても大切です。最後は質問で多く寄せられたFPの資格取得についてのお話しもしていただいて、聴講した皆さんにとって有意義な講義の時間となりました。今西先生、学生たちのために貴重なお話をしていただき、誠にありがとうございました。