10月19日 第4回定例講演会が開催されました

2022.10.24

  • 定例講演会
<講演テーマ>
すぐに役立つ「損害保険リテラシー」

<講師>
  一般社団法人 日本損害保険協会 業務企画部 啓発・教育グループ
鈴木 文明 氏

<日時>
10月19日(水)5限目 16:45~18:15

<講演の形態>
ZOOMによるオンライン型の講演会

10月19日(水)に、第4回定例講演会が開催されました。講師に、日本損害保険協会の鈴木文明をお迎えしました。鈴木様は昨年に続き二回目のご登壇でしたが、このたびはご勤務先の東京からはるばる近畿大学東大阪キャンパスまでお越しいただいてのご講演となりました。
普段の暮らしの中で予期せぬタイミングで様々なトラブルが起こりえますが、自然災害から人間関係のこじれまで、その内容は幅広く、予測困難な場合も多々あります。ご講演では、我々が日々の暮らしの中で被害に遭遇した際に、その被害を最小限にくいとめるための備えである損害保険の仕組みについて詳細にご説明いただきました。

~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

保険は保険を題材にした小説などを通してこれから大切であることが分かっていながらも理解を深める機会が無かったため、非常にためになりました。特に書籍で見た考え方である保険の仕組みが「個人による積み立て」ではなく集まった保険料から保険金として補償に充てる「人同士の助け合い」であることを再認識出来、保険について積極的に考えるきっかけとなりました。また、保険を実際に選ぶ際の注意点にも触れていただいたことで不安感も薄まったように感じております。本日はお忙しい中ありがとうございました。(3年生)

最近母と一緒に保険屋さんで保険を契約したりなどして、本日の講演のようなお話に興味を抱いていたのもあり、有意義なことを知ることが出来たなと感じました。私は車の免許を持っておらず自転車を使うことが多いですが、自転車での加害事故例で約9000万の支払いを命じられることがあるなど、免許の有無に関わらず日常生活で気にすべきことがたくさんあるのだなと改めて感じました。(3年生)

これまで保険は親が契約しているものであり、自分自身が契約者になるのはまだまだ先の話だと考えていましたが、今回の講演会で、自分が成人であり保険契約を既にしうる立場であることを自覚しました。また、高校生まではこのような講座があっても自分が加害者になりうる自転車事故の事だけ考えていましたが、大学生になり車の運転免許を取ったことで交通事故全般に対し危機感を持ちこの講座をとても真面目に聞くことが出来ました。保険の仕組みや保険会社の考えなどがとても面白くてそれだけでもこの講座を受けてよかったと感じました。(2年生)

この講演会を受講して、私にとって保険は身近なものであることが分かりました。交通事故や火災の発生件数が考えていたより多く、保険に入ることの重要性を理解しました。私は19歳で、未成年ではないので、保険に契約後、取り消すことができないことを知り、保険契約の責任の強さを感じました。また、保険の詐欺も多く存在するので、入った保険について正しく理解しておく必要があると感じました。今回の講義で、私の身の回りには数多くのリスクが潜んでいるので、損害保険に加入し、リスクを減らすことが重要だと分かりました。(2年生)

まず保険に入ることが契約であり大人の自分たちは簡単に訂正などすることは出来ないという話の入りからとても興味が湧き話を聞き入ることが出来ました。事故の発生件数など最初行われた質問を基に展開されたのでわかりやすかったです。そして保険に入ることの大切さ、保険の内容を確実に判断し1番自分に合った保険を選ぶことな大切さを学ぶことが出来ました。保険について考える良い機会になりました。本日はありがとうございました。(1年生)

大学生になったということでそろそろ保険のことについて知っておく必要があると思っていたので、出席して良かったと思いました。私が思っているよりも保険の種類が多くあったことや、車の保険にも対人と対物で保険が違ったりと様々なことを知ることができた。(1年生)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご講演内でもお話しがありましたが、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたこともあり、保険に対する正しい知識を学生時代から身につけておくことが今まで以上に重要になっています。加えて、経済学部で学ぶ学生たちにとって金融関連の知識は当然おさえておかないといけないことです。今回の貴重な御講演を通して、学生たちは損害保険のリテラシーを高めることができました。鈴木様には多くの学びの機会をご提供いただきまして、まことにありがとうございました。
DSCN6444.JPGDSCN6450.JPG