6月22日 第3回定例講演会が開催されました

2022.06.29

  • 定例講演会
<講演テーマ>
「日本銀行の政策と業務について 」

<講師>
日本銀行 大阪支店 副支店長
 村國 聡氏

<講演の形態>
ZOOMによるオンライン型と他教室でのPV併用の講演会

6月22日(水)に、第3回定例講演会が開催されました。今回のご講演は、日本銀行大阪支店副支店長の村國聡様による、日本銀行の業務全般についてのお話しでした。日本銀行の方を本学経済学部の定例講演会にお招きするのは、オンラインでの講演会が開始されてから初めてのことです。ご講演の3週間前から開設したGoogle Classroomには、講演会当日まで講演会への参加登録者数がうなぎ上りに増加し続け、経済学部生たちの並々ならぬ関心の高さがうかがえました。

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~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~
日本銀行は、ロシアのウクライナ侵攻や物価の変動などといった社会現象に影響を受けやすく、日本銀行で働く際は特に、経済や法律などの多面的な情報を日頃から確認しておくべきだと感じました。私は経済学部生としてこれまで経済や金融に関わる授業を複数受講してきましたが、それでも知らない内容が多く あったという印象を受け、まだまだ学び甲斐があると興味が湧きました。これからの取り組みに活かしていきたいと思います。(四年生)

意外にも、あまりよく知らない日本銀行の働きや統計について知ることが出来、金融系の講義と関連させて理解することが出来た。また、現在の日本をはじめとする世界の情勢、経済状況を統計などを用いて分かりやすくご説明頂き、これからも引き続きニュース等意識して情報収集を行っていきたいと感じた。(三年生)
今回の講演を聞いて、普段私たちは日本銀行と直接取引することはないので銀行の銀行やお金の流れを管理しているところといった漠然としたイメージしかもっていなかったのですが、具体的にどんなことをしているのかを知ることが出来ました。また、日本が銀行数が世界的に見て多いことは言われないと気付かなかったので知れて良かったです。キャッシュレスの話など日本と世界を比較して様々な話を聞くことが出来、大変ためになりました。(二年生)

銀行員は私が希望している職業の一つなので今回の講演で詳しく聞けて良かったです。 お金の偽造防止にいろいろな技術が施されているのはとても驚きました。私たちが使っているお金は多くの偽造防止によって守られているのを知り安心しました。キャッシュレス化が進んでいるのに銀行券の流通枚数は減っていないのは知りませんでした。(一年生)

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今回の講演会では、1年生から4年生まで幅広い聴講参加者が、それぞれにこれまで蓄積してきた知識をフル稼働してお話を伺いました。経済学部に入学してまだ数か月しか経っていない一年生から、経済学の学びの集大成の時期に入ってきている四年生まで、ご講演を聞いて良い刺激を受け、各々の将来への展望につなげることができました。

膨大な資料を駆使して多くの学びの機会をご提供くださった村國様、そして資料作成を携わってくださった日本銀行大阪支店の皆様、この度は誠にありがとうございました。

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