12月22日 第7回経済学部定例講演会が開催されました

2022.01.07

  • 定例講演会

<講演テーマ>
「パーソナルファイナンス入門
 〜自分らしい人生を生きるためのお金とのつきあいかた〜」

<講師>
日本FP協会 今西 みほ 氏

<日時>
12月22日(水)5限目 16:45~18:15

<講演の形態>
ZOOMによるオンライン型の講演会

12月22日(水)に、第7回定例講演会が開催されました。講師に、日本FP協会 今西みほ氏をお迎えし、「パーソナルファイナンス入門 〜自分らしい人生を生きるためのお金とのつきあいかた〜」というタイトルでご講演いただきました。

今西先生は本学経営学部での講義担当のご経験の他にも、大学コンソーシアム大阪のセンター科目「金融リテラシーを高める」という授業もご担当で、このたび、はじめて、経済学部の定例講演会にもお越しいただくことがかないました。金融リテラシーを高めることは経済学部の学生たちにとって大変重要ですが、卒業後に金融関係への就職を希望する学生にとってはFP資格取得にまつわる先生の実体験に基づいたお話しも期待できるということで、多くの学生が先生のご講演を聴講するためにZoomに集まりました。

~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

正規社員と非正規社員の収入の差はある程度把握していましたが、数値やグラフによってさらにわかりやすく理解できました。長期・積立・分散投資なども興味深い内容でした。メガバンクへの定期預金による利益がごくわずかなことが具体的な数値で提示されており、資産の運用方法を考えさせられました。ファイナンシャルプランナーの利点や大変さがよくわかり、今回の講義でFP資格について大きく興味を持ちました。今後の人生に影響を与える大変有意義な講義内容でした。(4年生)

現役時代の働き方がその後の生活にも影響をもたらすことを痛感しました。現代ではさまざまな働き方がありますが、正社員として働くことの重要性を感じました。次に、72の法則が印象に残りました。現在では金利が低いため預金が二倍になるのは3600年かかるというところで、投資の必要性を感じました。なので、投資の勉強もしたいと感じました。最後に、この講演会を受けて、死ぬまでお金の話は付き纏うことを感じ、お金についての使い方をもっと勉強しないといけないと感じました。この講演会を受けてよかったと感じました。ありがとうございました。(4年生)

親が経営コンサルタントをしていることもあり、ファイナンシャルプランナーという職業に興味があったため、今日の講義はとても勉強になりました。ライフプランという言葉は特に興味深くこれからの人生に役立つと思いました。他には教育費用についての話が印象に残っています。自分の今までの教育費用を計算したことがなかったのですが、今回の講義を聞いて計算してみました。すると、予想していなかった額だったので驚きました。私は三人姉妹なのですがこれが3倍だと思うと親に感謝しないといけないと思いました。(2年生)

近年では年功序列賃金が成果主義や能力主義となっていることや退職金が見直しされたり、何歳〜という企業年金が掛金は出すが運用は自分でするという形態になっているなど、時代とともに様々な変化があることに気づいた。企業が社員を抱え続ける余裕がないため、各個人が知識を身につける必要があると思った。個人の生き方であるライフデザインや生涯生活設計であるライフプランを実現するためにファイナンスプランニングは大切だと気づいた。急な出費に備えることが重要なので、大学生のうちから貯金は欠かせないと感じた。(1年生)

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今回の講演会は、卒業を目前に控えた4年生がいつにもまして多く参加しました。卒業後の進路や人生設計を考えるうえで、有意義なお話しを聞けたのではないでしょうか。今西先生におかれましては、年末のお忙しい折、東大阪キャンパスにお越し頂いてのご講演、まことにありがとうございました。
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