7月7日 第2回 経済学部英語定例講演会が開催されました

2021.07.12

  • 定例講演会

7月7日 第2回英語定例講演会が開催されました

<講演テーマ>
UCCグループのご紹介~日本のコーヒーの新たな価値を創造し続けた90年の歴史~

<講師>
 UCCホールディングス株式社 コーポレートコミュニケーション室 
   担当課長 池川 優太 氏

<日時>
7月7日(水)5限目 16:45~18:15

<講演の形態>
ZOOMによるオンライン型の講演会

7月7日(水)に、第二回定例講演会が開催されました。講師に、UCCホールディングスの池川優太をお迎えし、お話しいただきました。
池川様は、経済学部の2年生英語科目「英語3R・4R」で多くのクラスが採用しているリーディングテキスト、『知られざる日本の「ものづくり」企業の世界』に登場する企業の一つ、UCCホールディングスの社員の方で、今から3年前、テキスト制作の段階から広報部の代表として関わって頂きました。

今回の講演会では、UCC創業時からの歴史や企業理念と現在の取り組みについて、また、池川様ご自身がこれまで携わってこられた数々のお仕事の詳細についても具体的にご説明いただき、通常の大学での講義では決して知ることのできない、企業の第一線でご活躍されている方のリアルなお話をうかがうことができました。


~参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します~

第2回英語定例講演会に参加して、UCCがどのような企業活動を行っているのかについて学ぶことができました。UCCは、より良いコーヒーを提供するため、品質コンテストを行ったりしていることを初めて知りました。また、コーヒー鑑定士や焙煎士といった専門的な知識を持っている社員さんも活躍しており、一部の社員さんは、プライベートにおいて制限があるということを知り驚きました。最高の一杯を提供するため、UCCは様々な活動や取り組みを行っていることが分かりました。 その他にも、会社で働く上で大切なことについても学ぶことができました。自分が会社の一員であること自覚すること、会社をどのように良くするのかについて考えることが必要であると分かりました。 今回の講演会で学べたことである、より良い商品を生み出す上で様々な取り組みを行っているということや、働くときに大切なことを忘れず、将来に生かしていきたいと思います。

ご講演者様の労働組合の話で、「会社は自分たちのものだから、会社が良くならないと嘆くのではなく、自分たち自身でよくしなければならない。」という話が印象に残っています。社会における主役は自分たちなので、不満点があれば自分たちで行動を起こさないと良くならない。これから社会人になるににあたって、このことを念頭に置いて生きていかないとといけないと思いました

UCCについて教科書で学んでいたけれど、実際に池川様のお話を聞いてUCCがコーヒーの生産だけではなく様々な面に力を入れていることを知ることができました。特に主なコーヒー豆の生産地である低所得国では生産者の方々だけではなく、環境にも優しい取り組みを行っていることを知り、普段何気なく飲んでいるコーヒーに様々な方の努力が詰まっているのだと感じました。また池川様は他の部署もご経験されて今の広報の仕事をされているということで、私も就職する際にもし自分にあまり向いていない、と思うような仕事であっても一度チャレンジしてみるということが、仕事を楽しめることに繋がっていくのだと改めて感じました。

僕は正直UCCという会社を全く知りませんでした。英語の教科書で取り上げられていて、色々なことを知り興味が少しあったのでこの講演会に参加しようと思いました。1番印象に残っているのは自分たちの舌で一つ一つコーヒーの味を確かめているということです。高速で口に含み、吐いてまた含むという映像を見た時衝撃でした。しかしその作業があるから美味しいコーヒーが作られているんだなと思います。就職活動を考えていかなければならない時期にこのような企業の講演会を開いてくださったのにとても感謝しています。UCCの事が少し分かりました。また、講演者の方も難しい質問に丁寧に答えてくださっていてありがたいと思いました。

自分が「社会人になるならやりたいことをしている場合じゃない」と歩みを止めてしまっている状態でもあったので池川様の就活の話が聞けたことが参考になりました。やはり自分の好きなこと、やりたいことを仕事に活かしていけるような進路選びがしたいです。そして自分もよく飲むコーヒーのお話も聞いていてとても楽しかったです。特に「コーヒーが苦手なお客様は本当に美味しいコーヒーに出会っていないだけだ」という前向きな発想は自分にはなかったものでしたが非常に納得でき、そういった人に向けたコーヒーの開発を始められる様子はとても痛快でした。総括して、今の自分の頭に前向きな刺激を下さった今回の講演会は非常に有意義なものであったように思いました。

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今回の講演を通して、参加した学生たちは、UCCホールディングスのこと、そしてそこで働く社員さんである池川様の実体験をうかがうことで、社会人として企業に勤め、働くことがどういうことなのか、各々、思いを馳せることができました。たくさんの学びの機会をご提供くださった池川様、貴重なお話をたくさんしていただきまして、まことにありがとうございました。

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