平成30年度 第9回 定例講演会を12/12に開催しました

2018.12.14

  • 定例講演会

〈講演テーマ〉             →ポスターはこちら(PDFファイル)    
「税の役割と税務行政の現状について」
〈講師〉
東大阪税務署 副署長
岸本 祥志 氏
〈日時〉
12月12日(水) 16:45~18:15
〈場所〉
B館1階101教室
〈講師紹介〉
平成25年 7月 国税庁長官官房 企画課 課長補佐
平成27年 7月 国税庁長官官房 企画課 主任税務分析専門官
平成28年 7月 国税不服審判所 管理室 室長補佐
平成30年 7月 現職

 12月12日(水)に平成30年度第9回経済学部定例講演会が開催されました。
 東大阪税務署 副署長 岸本 祥志氏を講師としてお招きし、「税の役割と税務行政の現状について」をテーマにご講演をいただきました。
 講演は、まず岸本氏から参加学生に対して、「1兆円がどれくらいの重さであり、何センチぐらいになるでしょう?」という問いかけがなされる中で始まりました。税に関するテーマと言いうことで、少し堅苦しい内容になりがちなところを、和やかな雰囲気の中でも、税に関心を向けるための工夫がなされた形で話されました。
 具体的な内容としては、講演テーマにありますように、「日本の税制度と役割、そして、国税庁の税務行政など」でした。特に税務行政については、具体的な査察の実態を事例などから説明され、実際の写真を提示しながらお話し下さいました。また、1億円(見本)の入ったジュラルミン・ケースを講演会場に持参され、実際に13キロほどの重さを学生たちが体験することが出来る時間も設けられ、非常に興味深くかつ、引き込まれる内容となっていました。
 講演後には、岸本氏に対して参加学生から、将来の国税専門官の仕事内容などについて熱心に質問がなされる場面もあり、有意義な講演を開催することが出来ました。

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