＜講演テーマ＞　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　株式投資と世界経済
＜講　　師＞
　　　　　　日興リサーチセンター
　　　　　　金融教育普及室長　大西　史一 氏
＜日　　時＞
　　　　　　6月20日（水）16：45～18：15
＜場　　所＞
　　　　　　B館2階201教室
＜講師紹介＞
　　　　　　1988年4月日興證券入社
　　　　　　支店営業を経て翌1989年より本社の調査・情報部門へ。
　　　　　　2016年までの28年間に渡り、ほぼ一貫して、市場分析および投資戦略の策定業務、
　　　　　　および同業務に関するマネジメントに従事。
　　　　　　国際市場分析部長、株式調査部副部長、投資情報室長などを経て
　　　　　　2016年より現職
　　　　　　SMBC日興証券グループのCSR、社会貢献活動の一環としての大学寄付講座を統括

　6月20日（水）に平成30年度第3回経済学部定例講演会が開催されました。講師に日興リサーチセンター　金融教育普及室長　大西 史一 氏をお招きし、「株式投資と世界経済」をテーマにご講演をいただきました。
　講演内容は、「失われた20年」をキーワードとしたこれまでの日本経済についてから始まり、「日本の年金制度」、「日経平均の長期波動」、「経済活動のモノサシ：GDP」、「IMF世界経済見通し」、「世界経済の構造変化：20世紀と21世紀の違い」、「世界のGDPと株価指数」、「米ドル円相場と日経平均の連動性」、「為替相場の変動の要因」、「円相場：市場心理と円相場の基本型」、「主要投資家別の売買代金シェア」、「主投資家別の持ち株比率」、「主要国の予想PER（株価収益率）比較」、「世界主要株価指数の予想ROE」、「日米独の主要銘柄ROE比較」、そして「ROEの向上を促す主な政策」についてお話し下さいました。
　講演後の質疑応答の時間には、大西氏に対してフロアの参加学生から熱心な質問がなされる場面もあり、有意義な講演を開催することが出来ました。