経営学科・古殿幸雄教授のゼミ生が「2024年度人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ全国決勝大会」にて審査員特別賞を受賞!

2025.04.21

一般社団法人社会人基礎力協議会主催の「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ全国決勝大会」が、2025年3月14日(金)にオンラインで開催されました。

全国決勝大会に6年振りに出場した経営学部古殿幸雄教授ゼミのhakobotプロジェクトチームは「hakobot×近畿大学古殿ゼミ-自動配送ロボットを用いた日本の物流課題の解決-」と題する報告(報告者:経営学科3年東山和矢さん、経営学科3年二宮典さん、商学科3年新本玲奈さん)を行い「審査員特別賞」を受賞しました。

2007年から開催されている社会人基礎力育成グランプリでは「大学での教育活動を通して、学生たちがどのような活動に取り組み、どのように社会人基礎力が成長したか」をテーマに成果発表が行われています。出場したhakobotプロジェクトチームは、近畿地区予選大会で「最優秀賞」に選出され、近畿地区代表として全国決勝大会に出場し、「審査員特別賞」を受賞しました。

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【報告学生のコメント】
●経営学科 3年 東山 和矢さん
このたびは、審査員特別賞という素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございます。全国大会では、多くの優秀な方々のプレゼンを間近で拝見し、着眼点や発想力、伝え方など、どれも非常に刺激的で、自分たちの取り組みにもたくさんの気づきと学びを得ることができました。私たちは、自動配送ロボットを活用した物流効率化の実証実験に取り組んできましたが、まだまだ課題も多く、これからもっと改善していく必要があると感じています。そんな中で、このような形で評価していただけたことは、大きな励みになります。今回の経験を糧に、今後もより良い社会の実現に向けて、挑戦を続けていきたいと思います。

●経営学科 3年 二宮 典さん
このたび、全国大会に出場できたことをとても嬉しく思っています。私たちは、物流の効率化を目指して、自動配送ロボットを使った実証実験を何度も行ってきました。試行錯誤の連続でしたが、仲間と一緒に課題を見つけては改善し、少しずつ前に進んできたことが、こうして形になったのは本当に感慨深いです。もちろん、まだまだ改善の余地はありますが、今回こうした賞をいただけたことで、これまでの取り組みが評価されたことがとても励みになりました。これからもさらに良いものを目指して、チーム一同、前向きに頑張っていきたいと思います。

●商学科 3年 新本 玲奈さん
私たちは、単に自動運転ロボットの導入という技術的な面だけでなく、日本全体が抱える労働力不足や物流業界の持続可能性といった社会課題にまで視野を広げた発表を行いました。実証実験を通して得たリアルなデータや現場の声をもとに、こうした課題に学生目線でどう向き合うかを深掘りした点が、審査員の方々にも評価されたと感じています。このプロジェクトでは、目的設定から検証、発表まで一貫して主体的に取り組む中で、「課題発見力」「実行力」「発信力」など、社会人に求められる力を多面的に身につけることができました。審査員特別賞をいただけたことは、私たちの取り組みが確かに社会にとって意味のあるものであったことを示すものであり、大きな自信につながりました。