商学科・宮本多幸准教授のゼミ生が「SDGs啓発、フェアトレード商品販売活動イベント」を開催!
2024.11.28
商学科の宮本多幸准教授のゼミ生5名が「SDGs啓発、フェアトレード商品販売活動イベント」を令和6年10月21日より10月25日の1週間にわたり東大阪キャンパス21号館1階フロアにポップアップストアを設営、実施しました。
左から福井英治(会計学科3年)、松下拓暉(経営学科3年)、山本こゆき(プロジェクトリーダー:経営学科3年)、上野勇太(経営学科3年)、CHO HYOJE(プロジェクトリーダー:経営学科3年)
■プロジェクトリーダー 山本こゆき(経営学科3年)、CHO HYOJE(経営学科3年)からのコメント
大学生活を何気なく過ごしている中、大学の授業、友人との買い物や食事、アルバイトもできて安全が守られている環境で暮らせている自分自身の生活をふと振り返ったとき、私たちが「普通と考える生活」が手に入らない人々もいるということを考えた瞬間がありました。しかし、募金をしたり、現地に行って支援したりすることはとても大きなステップだと感じました。そこで、ゼミで大学生のうちに挑戦したいことを問われた時、1人では出来ないけれど、仲間とならより大きいことに挑戦できるかもしれないと考え、ゼミの仲間たちに呼びかけ、プロジェクトを立ち上げました。
SDGsが提起する社会・経済・環境課題、特に発展途上国の貧困問題への支援策とされるフェアトレードの必要性とその役割についての啓発を目的としました。フェアトレードをより身近に感じ、触れてもらうために、フェアトレード商品企画・販売会社(株)シサム工房より商品を買い受け、ポップアップストアにおけるフェアトレード啓発、認知度調査、商品販売に取り組みました。
イベント活動を通し、商品の仕入れ、イベント活動の広報、特にポップアップストアでの啓発活動における「新しいもの・こと」を伝える難しさなど、貴重な経営、マーケティングについての経験学習(実学)ができました。活動を終えた今、フェアトレードやその他の国際活動を参考にして、国内の貧富の格差をなくすためのビジネスアイデアを発見してみたいという新しい目標も生まれました。
最後に、フェアトレード商品を購入いただいた皆さんはもとより、私たちの呼びかけに立ち止まり、私たちの話に耳を傾けていただいた学生さん、また教員の皆さま有難うございました。また日々のポップアップストアの設営でお世話いただいた学生センターの皆さま、誠に有難うございました。