「きんてつ鉄道まつり2024 in五位堂」にブース出展 〜体験を通じた「鉄道会社のSDGs活動」の啓発〜

2024.11.18

商学科の横見宗樹教授ゼミは、近畿日本鉄道株式会社(以下:近鉄)の協力のもと、「鉄道会社が抱える課題とその解決策」をテーマとした課題解決型プロジェクトを実施しています。その一環として、2024年10月19日(土)から20日(日)にかけて近鉄五位堂検修車庫(奈良県香芝市)で開催された「きんてつ鉄道まつり2024 in五位堂」にブース出展を行いました。今回の鉄道まつりでは大学唯一の出展であり、2022年の初出展から数えて4回目となります。

「近鉄を彩るデザイナーになろう!」と題した近畿大学のブースでは、小学生以下のお子さまを対象に、近鉄のSDGs活動について楽しく学んでいただきました。ブースでは近鉄のSDGs活動を紹介する紙芝居やポスター掲示のほか、株式会社近鉄リテーリングがフードロスへの取り組みとして販売する「おやさいクレヨン」を活用した体験を実施しました。「おやさいクレヨン」とは近鉄沿線の農家で生産された青果のうち廃棄されるものを原料にしたクレヨンです。これを使用して近鉄電車の絵柄に色を塗り、それを「しおり」に仕上げて記念品としてお持ち帰りいただきました。さらに、同社からの無償提供分を抽選でお客様にプレゼントしました。

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↑SDGsに関する紙芝居の読み聞かせ

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↑「しおり」(見本)と「おやさいクレヨン」

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↑抽選でお客様に「おやさいクレヨン」をプレゼント

鉄道まつりでは、2日間で約2万人のお客様が来場され、そのなかで抽選による約200人のお子さまが近畿大学のブースに参加いただきました。様々な体験を通じて、近鉄が取り組むSDGs活動を知るきっかけを提供することができました。
普段、何気なく利用する鉄道が直面する課題を学生目線で探求し、これからも近鉄のみならず、さまざまな鉄道会社の取り組みを広く知ってもらい、鉄道会社の魅力に気づいてもらえるよう、沿線の大学として協力を続けていきます。