ソニーマーケティング社*1は、分散化型社会の実現に向け、大学や自治体と共に、ICTを活用した地域づくりに取り組んでいます。2022年4月に、近畿大学東大阪キャンパスを仮想都市空間として捉え、スマートシティに向けた社会実証実験が可能なように、オンラインでコミュニケーションを行うための大型ディスプレイや動画撮影用のカメラ、講義やライブ配信などが可能な機材を経営学科古殿教授ゼミにご提供いただきました。また、ジョルテ社*2からは、地域住民の情報共有や、その地域に訪れた方に地域の情報をカレンダーと連携することで、地域づくりに活用することをイメージした地域情報カレンダーの活用方法を古殿ゼミとともに検討してきました。

地域情報カレンダー

2023年1月19日、20日、23日の３日間、スマートシティ・キャンパス情報カレンダーとして、ソニーマーケティング社提供の大型ディスプレイで表示し、活用やその効果についての社会実証実験を東大阪キャンパス・21号館（経営学部棟）で実施しました。

ソニーマーケティング社提供の大型ディスプレイに表示された
スマートシティ・キャンパス情報カレンダーとプロジェクトメンバー
（左から商学科３年高橋ゆりか・経営学科３年上祐那・経営学科３年小川慎斗）

スマホのアプリ上から情報を入力して大型ディスプレイに表示させる

項目を選択すると詳細な情報が表示される

*1ソニーマーケティング株式会社は、ソニー株式会社のコンスーマー（家庭用）・ノンコンスーマー（業務用）製品の発売・卸売およびマーケティング業務全般を担う目的で1997年4月に設立（分社化）。
*2株式会社ジョルテは、ジョルテ*3を中心とした、カレンダーサービス事業を展開、2000年9月に設立。
*3 ジョルテは、紙の手帳の使いやすさと、デジタルならではの多彩な機能をあわせ持つカレンダー＆システム手帳アプリで、世界で3,400万人以上の方にダウンロードされている。