『きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂』に大学初のブース出展 〜鉄道の更なる利便性向上を探求〜

2022.11.08

商学科の横見宗樹教授ゼミナール3年生は、近畿日本鉄道株式会社(以下:近鉄)の協力のもと、「コロナ禍における鉄道会社の課題と打開策」をテーマとした課題解決型プロジェクトを実施しています。

その一環として、20221022()から1023()にかけて近鉄五位堂検修車庫(奈良県香芝市)にて開催された『きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂』に、大学として初となるブース出展を行いました。

イベントには2日間で合計1万人を超えるお客様が来場し、「キミも大人の仲間入り!定期券を買ってみよう!」と称した近畿大学のブースでは、同ゼミの学生が製作した定期券自動発売機の模型を使用し、発売機の操作体験会を実施しました。体験の事前申込みには定員を超える多数の応募があり、約250組のお客様に発売機の操作を体験いただきました。

コロナ禍で非接触が求められる中、"定期券を自動発売機で購入できることを知らない""機械の使い方がわからない"といった理由で乗車券類の購入に有人窓口を利用する乗客が多いという課題を学生が自ら抽出しました。当プロジェクトはそうした課題の解決を目的とし、きんてつ鉄道まつりの出展ブースでは、ネットで定期券の事前申込みができる"定期券仮予約"サービスの周知を行った上で操作体験会を実施しました。体験に参加した小学生以下のお子様に本物の磁気定期券を模した記念カードをプレゼントするなど、たくさんのお客様にお楽しみいただきました。

普段何気なく利用する鉄道が直面する課題を学生目線で探求し、近鉄電車の更なる利便性向上のため、これからも沿線の大学として協力を続けていきます。

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