駅における心のバリアフリー化推進プロジェクト ~近鉄長瀬駅のホームにてポスター掲示中~

2022.05.06

商学科の横見教授ゼミナール4年生では、近鉄布施駅の協力のもと、鉄道駅利用者の乗車マナーの向上を通じた「心のバリアフリー」の啓発を目的とするプロジェクトを実施しています。

「近鉄長瀬駅を取り巻く課題」をテーマとしたプロジェクトのなかで、私たちは、「心のバリアフリー」に着目しました。
※心のバリアフリー:様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと(「ユニバーサルデザイン2020行動計画」より)

2021年6月に実施した近畿大学東大阪キャンパスの学生133名に対するアンケート調査の結果から、以下の課題を抽出しました。

① 学生における心のバリアフリーに関する認知の低さ
② 駅において身体に障がいを持った方が学生等に対して助けを求めづらい環境

これらの課題を解決するために、近畿大学の学生を主とする近鉄長瀬駅の利用者におけるマナー向上をはじめ、「心のバリアフリー」に対する意識付けをすることが必要であると考え、ポスターを制作し、駅を利用する目の不自由な方への配慮を啓発するポスターを近鉄長瀬駅下り線ホームに掲示(2022年4月6日~5月9日)しています。

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