第23回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)大阪大会にて『日刊工業新聞社賞』を受賞!

2021.12.15

 経営学部経営学科教授 金泰旭ゼミ ビジコンチーム(李龍太郎、三島奈々美、池田美衣奈、池辺和花菜、加藤せり)は、第23回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)大阪大会に出場し、『日刊工業新聞社賞』を受賞致しました。本大会は、関西地域の大学、大学院、専門学校などに在籍する学生を対象に新商品・新事業のアイデア・ビジネスプランを公募し、優れたプランを顕彰することで新たな事業化精神を鼓舞すると同時に、課題発見・解決型人材の育成を目的とした大会です。この大会で私達が提案したビジネスプランは『「お洒落から健康を」次世代のヘルスケア Nタトゥー』というものです。このビジネスプランは、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻教授 染谷隆夫教授と理化学研究所が共同開発したナノメッシュセンサーの技術を用いることで、生体情報を観測し、また、タトゥーとしてお洒落を楽しむことが出来る、というプランです。
 私達がこのプランを考えたきっかけは、新型コロナウイルスに対する医療の圧迫を減らすことが出来ないかという思いでした。しかし、サービスを突き詰めていくにあたって、私達は自分の体に対して知識も関心も薄かったことに気が付きました。私達は、今体が健康だからこそ、健康を意識しません。将来に対するぼんやりとした不安はあるものの、その原因が何なのかも掴めていません。不安の原因を可視化することで、自分の体に対して興味を持つきっかけを得ることが出来れば良いと考え、このサービスを考えました。
 今回の活動を通じて私達は、自分たちが何を解決したいのか、そのサービスが社会にどう貢献できるのかを明確に伝える力を手に入れました。また、新規事業を立ち上げる上で、社会課題を解決するというビジョンを持ち、ビジネスプランを作り上げることがいかに大切かということを私達は学びました。これらの学びを今後の様々な場面で活かしていきます。1638843966275.jpg