経営学部経営学科 古沢昌之教授の著書『「現地採用日本人」の研究－在中国日系進出企業における SIEs (self-initiated expatriates) の実相と人的資源管理－』(文眞堂、2020年3月刊)が「第11回多国籍企業学会賞・入江猪太郎賞」を受賞しました。

多国籍企業学会は、1972年に故 入江猪太郎氏(当時、近畿大学教授・神戸大学名誉教授)の呼びかけで結成された多国籍企業研究会を前身とする日本で最も歴史のある多国籍企業問題に関する学際的研究集団で、「入江猪太郎賞」は内容面で独創性が高く、理論構築や方法論などの面で学術性に富む書籍(単著)に授与されるものです。

今回の受賞作は、古沢教授の科学研究費助成事業研究の成果の一部で、古沢教授の学会賞・学術賞受賞は、「日本公認会計士協会学術賞-MCS賞」(2009年)、「多国籍企業学会賞」(2010年)、「ABSRC VENICE Best Paper Award」(2013年)、「異文化経営学会賞(著書の部)」(2014年)、「第6回多国籍企業学会賞・入江猪太郎賞」(2015年)、「異文化経営学会賞(論文の部)」(2017年)に続く7回目となりました。