精華町の新しいお土産で「和菓子離れ」を食い止める!学生と和菓子職人コラボによる"和スイーツ"を販売
2019.12.10
近畿大学経営学部准教授の松本誠一ゼミで、業界発展分析を学ぶ学生らは、京都の和菓子職人と連携し、若者が好む和菓子の開発に取り組んでいます。この度、けいはんな記念公園(京都府精華町)の主催するイベント『華あそび』(2020年1月11日と1月12日の両日)にて販売します。
【本件のポイント】
●若者が好む、"五感で楽しむ"和スイーツを検討
●自治体や経済団体にも連携を呼びかけ、PRの場を創出
●実学の中で商品企画やプロモーションを学習
【本件の内容】
経営学部松本ゼミでは、「若者の○○離れ」をテーマに、様々な企業や自治体、経済団体等と連携し、実学の中で「価値共創マーケティング」を学ぶ取り組みを行っています。
その中でも、今回は和菓子に注目し、大学生視点のアイデアと和菓子職人の技術を掛け合わせた商品を企画しています。プロジェクトを始めた当初、ターゲットである若者を対象としたアンケート調査を行ったところ、餡の甘さに苦手意識を持っている回答者の割合が多いという結果が得られました。その結果を踏まえ,2019年1月に開催された華あそびにて、プリンやスイートポテトなど若者に好まれる味の大福4種を販売し、3日間で258個を売り上げました。
今年度は、京都府相楽郡精華町の和菓子屋「御生菓子司ふたば」との産学官連携プロジェクトで、同町のお土産となる商品の開発に取り組みました。今回テスト販売する商品は、大福2種、どら焼き2種、ダックワーズです。ハンバーガーをイメージした斬新なビジュアルで、ボリューム感のあるどら焼きに加え、去年からバージョンアップした抹茶とこし餡を使用した大福も販売致します。さらに、和と洋を融合したダックワーズは、軽い食感で食べやすくお土産としてもお勧めの一品となっています。
本件を通して、日頃、和菓子を手にしない若者に和菓子の魅力を感じて貰いたいと考えており、和菓子店の技術と学生目線の斬新なアイデアを活かした商品を企画していきます。
■日 時:令和2年(2020年)1月11日(土)1月12日(日)の両日
■場 所:けいはんな記念公園 ビジターセンター地階
(住所:京都府相楽郡精華町精華台6-1、近鉄京都線「新祝園」駅、JR学研都市線「祝園」駅からバス約9分、各「公園東通り」下車)
n 販売:10時~ 売切れ次第終了、各種1日50個限定
■お問合せ:けいはんな記念公園管理事務所 TEL:0774-93-1200