講演会・イベント一覧
市民公開講座
2024年10月19日(土)近畿大学アンチエイジングセンター主催「第35回市民公開講座」を東大阪キャンパスにて開催しました。
第35回目市民公開講座は、約80名の市民の方々にご来場頂き、盛況に終えることができました。
今回は、『こうなる!2025大阪・関西万博』をテーマに、大阪関西万博パビリオンをプロデュースされている先生方により2題の講演を行いました。また、開催前にはアンチエイジングセンター監修の「近大アンチエイジング弁当」の試食会を行いました。
日時:令和6年(2024年)10月19日(土)13:00~15:30
場所:近畿大学東大阪キャンパス C館1階 201教室
主催:近畿大学アンチエイジングセンター
開会の辞:近畿大学 アンチエイジングセンター センター長 森川 敏生

講演1
タイトル:いよいよ来るぞ、2025大阪関西万博:大阪ヘルスケアパビリオンの全貌
講師:大阪大学大学院医学系研究科 寄附講座教授 森下 竜一
2025年4月13日から10月13日には、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして2025年日本万国博覧会が開催される。想定来場者数は約2800万人、経済効果は約2.5兆円と試算されている。会場は、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で、2030年にはIR(総合リゾート)が建設される予定で、万博の跡地活用と合わせ、新しい大阪のリゾート地区となる予定である。
サブテーマは、Saving Lives(いのちを救う)、Empowering Lives(いのちに力を与える)、Connecting Lives(いのちをつなぐ)である。コンセプトは、Peopleʼs Living Lab(未来社会の実験場)とされており、万博の会期前から多様な参加者がそれぞれの立場からの取組(例えば、健康・医療、デジタルをテーマにしたもの等)を持ち寄り、SDGs達成に資するチャレンジを会場内外で行い、未来社会をただ考えるだけでなく、行動することによってリアルに描き出そうという試みである。大阪府市では2050年のミライ社会を描く地元パビリオン、大阪ヘルスケアパビリオン:Nest for Rebornの出展を行う。大阪ヘルスケアパビリオンでは、2050年のミライのオオサカを展示する予定であり、主な企画として10歳若返りの旅:REBORNライドと、2050年のミライの都市オオサカがある。ミライのオオサカでは、2050年の将来の医療の姿を体験してもらいました。
その一端を紹介し、2050年のミライの医療から今後の医療の変化を感じて頂きました。


講演2
タイトル:ミラブル技術で万博から世界へ
~70年万博で見た人間洗濯機®がミライ型となって登場!!~
講師:株式会社サイエンスホールディングス 代表取締役会長 青山 恭明
ファインバブルとは日本が世界をリードする革新的な技術であり、ここ数年で認知が拡大している。弊社の持つファインバブル技術において、洗浄や肌ケアには十分な有意差が認められており、現在シャワーヘッドやお風呂の入浴装置以外にもキッチン水栓や医療・介護の現場にも展開が浸透している。
2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは、70年大阪万博で有名になったサンヨー館の人間洗濯機から派生し、浸かるだけで身体が洗浄されるだけでなく、肌の角質層まで水分を届けると同時に、心も綺麗にする「ミライ人間洗濯機」を披露予定。心を綺麗にする部分においては、大阪大学にある産業科学研究所に弊社の共同研究室を設け、背中からセンシングすることでその時の体調、ストレス度合いなどを可視化、また気分転換できるような映像をAIが判断、セレクトし投影する。本講演では万博会場で展示・体感して頂く内容をいち早くご紹介頂きました。


閉会の辞:近畿大学アンチエイジングセンター副センター長 角谷 晃司
<同時開催イベント>
株式会社サイエンスホールディングスのミラブル・ミラバスデモ機によるファインバブル技術を体感して頂きました。


近大アンチエイジング弁当試食会
アンチエイジングセンターでは、食事メニューの開発を通して、健康寿命の延伸に悪影響をおよぼす疾病の発症を予防し、疾病の進行を阻止することを目的とした研究を行っています。その一環として、薬学総合研究所と農学部が「アンチエイジング弁当プロジェクト」に取り組んでおり、農学部食品栄養学科の学生がオリジナルメニューを考案した生節の押し寿司弁当を、株式会社からここカンパニー(八尾市相生町)に製造を委託しました。また、パッケージデザインは文芸学部芸術学科造形芸術専攻の学生が考案しました。
