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市民公開講座
2024年6月15日(土)近畿大学アンチエイジングセンター主催「第33回市民公開講座(第12回健康スポーツ教室)」を東大阪キャンパスにて開催しました。
今回の『健康スポーツ教室』では、「卓球37名」、「ノルディックウォーキング16名」、「ストレッチ・ヨガ24名」の合計77名の一般市民の皆様に参加して頂きました。また、本学経営学部の教員の他に外部講師を合わせ、17名の教職員・スタッフが実技指導などを行いました。また、開会前には近大アンチエイジング弁当の試食会を行いました。
日時:令和6年6月15日(土)13:00開演
場所:近畿大学東大阪キャンパス 記念会館
主催:近畿大学アンチエイジングセンター
開会式
開会の辞:アンチエイジングセンター長 森川 敏生
種目1:卓球
講師 近畿大学名誉教授 高島 規郎
髙島塾ヘッドコーチ 小野 誠治
卓球が行われるテーブルは球技の中で最も狭い競技場であり、ボールのスピードや回転の変化によって競い合います。使用されるラケットとボールといった用具は球技の中で最も軽量であり、現代においては競技のみならずリハビリテーションやレクリエーションといった場でも行われています。今回は、お二人の講師により卓球の基本技術のみならず応用技術まで幅広い卓球の楽しみ方を指導していただきました。
種目2:ストレッチ・ヨガ
講師 フリーランス インストラクター 松沼 麻衣
加齢とともに失われていく体の柔軟性を維持・増進する方法にストレッチがあります。ヨガでも同様の効果を得ることができますが、付加されるのは精神の安定です。ここではストレッチ効果に着目したストレッチ・ヨガを体験して頂きました。
種目3:ノルディックウォーキング
講師 近畿大学経営学部 教授 田中 ひかる
京都先端科学大学健康医療学部 准教授 新野 弘美
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使用し、一般的なウォーキングを加えることで安定感を増すと同時に、積極的に上肢を使うことで高いエクササイズ効果を期待できます。参加者全員、ノルディックウォーキングが初めての体験者でした。参加者はポールを使った歩き方や運動効果を学び、実際に学内を歩いてノルディックウォークの楽しさを体験いただきました。
測定コーナー
血圧や動体視力年齢を測定して頂きました。
近大アンチエイジング弁当の試食
アンチエイジングセンター監修の近大アンチエイジング弁当を参加者に試食して頂きました。
アンチエイジングセンターでは、食事メニューの開発を通して、健康寿命の延伸に悪影響をおよぼす疾病の発症を予防し、疾病の進行を阻止することを目的とした研究を行っています。その一環として、薬学総合研究所と農学部が「アンチエイジング弁当プロジェクト」に取り組んでおり、農学部食品栄養学科の学生が考案したオリジナルメニューを用いて、株式会社松ちゃん給食(大阪府八尾市)に依頼し、「アンチエイジング弁当」を作成しました。
薬学総合研究所(大阪府東大阪市)教授 角谷晃司が栽培しているサフランや、生物理工学部(和歌山県紀の川市)生物工学科准教授 堀端章が栽培している古代米、近畿大学附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)の米などの食材を使用しており、包紙は文芸学部芸術学科の学生がデザインしています。
健康スポーツ教室の開始前、農学部食品栄養学科准教授 木戸慎介による栄養指導を行いました。