講演会・イベント一覧

市民公開講座

2022年11月12日(土)近畿大学アンチエイジングセンター主催「第29回市民公開講座」を東大阪キャンパスにて開催しました。

第29回目市民公開講座は、約130名の市民の方々にご来場頂き、盛況に終えることができました。
今回は、『生き生き元気な人生を送るための税と災害対策』をテーマに、経済学部の先生方により下記2題の講演を行いました。また、開催前にはアンチエイジングセンター監修の「近大アンチエイジング弁当」の試食会を行いました。
尚、今回の市民公開講座に「杜仲茶」の提供を頂きました株式会社小林製薬様に厚くお礼申し上げます。

日時:令和4年(2022年)11月12日(土)13:00~15:30

場所:近畿大学東大阪キャンパス C館1階 101教室

主催:近畿大学アンチエイジングセンター

開会の辞
近畿大学 アンチエイジングセンター センター長 岩城 正宏
講演1
タイトル:健康の礎としての税 ―コロナ禍に打ち克つ税の役割―
講師
近畿大学経済学部 教授 丸之内 陽一

新型コロナウイルス、その影響は今も続いています。国民はそれぞれにコロナに立ち向かい、ともに助け合ってきましたが、最終的には国の、つまりは財政の助けにより、医療も会社もそして個人の生活も支えられて来ました。しかし、このために税収を遥かに上回る歳出が続けられ、その差はワニの口が大きく開き、アゴが外れたと言われるほどになっています。そのような中で、国の礎(いしずえ)と呼ばれる税が果たす役割は極めて大きく、希望ある社会を次世代に引き継いでいくために、財政と税のありかたについて、税の専門家とともに考えて頂きました。

講演2
タイトル:長寿と災害―人生100年時代における災害対策の法制度―
講師
近畿大学経済学部 准教授 村中 洋介

災害に関する法制度は、災害のたびに改正が行われるなどして、次の災害へ備えてきた。そうした災害に関する法制度について、市民として知っておくべき点をピックアップして解説します。2021年に災害対策基本法が改正され、個別避難計画策定についての規定が設けられました。高齢化社会の中では、災害時に手助けが必要となる人も必然的に増加することとなります。自らが支援を受ける側になった場合の制度を知っておく必要もあり、人生100年時代といわれる今日、未曾有の災害に遭遇することを前提に学んで頂きました。

閉会の辞
近畿大学アンチエイジングセンター副センター長 岩前 篤
同時開催イベント
近大アンチエイジング弁当試食会

アンチエイジングセンターでは、食生活に直結する食事(アンチエイジング弁当)の開発を通して、健康寿命の延伸に悪影響をおよぼす疾病の発症を予防し、疾病の進行を阻止することを目的とした研究をすすめております。このたび、薬学総合研究所と農学部が取り組む「アンチエイジング弁当プロジェクト」において、農学部食品栄養学科の学生がオリジナルメニューを考案した「アンチエイジング弁当」を、株式会社松ちゃん給食(八尾市相生町)にご協力いただき作成しました。また、文芸学部芸術学科の学生によるパッケージデザインも作成して頂きました。
今回、「秋の彩弁当」参加者全員にご提供させて致きました。

近畿大学
近畿大学アンチエイジングセンター 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学薬学部内
TEL (06)6721-2332 FAX (06)6730-1934
Copyright(C)Kindai University All rights reserved.