講演会・イベント一覧
市民公開講座
2013年11月9日(土)第7回市民公開講座を開催しました
2013年11月9(土) 近畿大学アンチエイジングセンター主催「第7回市民公開講座」を東大阪キャンパスにて開催しました。
今回の市民公開講では、~漢方医学に学ぶアンチエイジング~をテーマに、漢方医薬分野の第一線でご活躍の先生方をお招きし、ご講演を頂きました。また、「お薬相談コーナー」では、医薬品、漢方薬、サプリメントなどの相談コーナーを設け、「薬草茶試飲コーナー」では、ニンジン茶、杜仲茶、ドクダミ茶などを試飲していただきました。講演終了後も大勢の方が「薬用植物園」を見学されるなど、市民公開講座を盛況に終えることができました。
日 時:平成25年11月9日(土) 12:00~16:00
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 15号館2階(15-2教室)
主 催:近畿大学アンチエイジングセンター
後 援:東大阪市薬剤師会連合会
開会の辞
副学長・近畿大学アンチエイジングセンター長
掛樋 一晃
講演内容
1.「お茶と薬草で明日も元気!」
近畿大学 薬学部 創薬科学科 教授 松田 秀秋 氏
人類は長い歴史の中で、身の回りの植物などの天然資源から、病気の治療や健康増進に有用な薬草を数多く見つけ出し利用してきました。現代においてそれらの有用性を科学的に証明する研究や、さらに新たな機能性を見出す研究が行われています。本講演では、お茶(緑茶・紅茶・コーヒー)の効能や身近な薬草を紹介し、"薬草術"を生かして"健康長寿"に生き抜くヒントについて、紹介されました。
2.「現代医療に息づいた漢方療法」
近畿大学 東洋医学研究所 准教授 森山 健三 氏
漢方が現代医療で本格的に使用され始めて早30年になります。抗がん剤による副作用の軽減や生活習慣病の改善、最近では認知症にみられる症状の改善など数々の疾患に応用されています。本講演では、古代中国医学を再発見することで、今日からできる健康管理法について、紹介されました。
閉会の辞
薬学部長・近畿大学アンチエイジングセンター
副センター長 村岡 修