講演会・イベント一覧
市民公開講座
2010年11月27日(土)
アンチエイジングセンター第4回市民公開講座
近畿大学公開講座2010の一環として開催いたしました。
近畿大学 アンチエイジングセンターでは私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の支援を受け、第4回目の市民公開講座を開催いたしました。今回、からだの「うちがわ」・「そとがわ」・からのアンチエイジング をテーマに、医療、食品および運動のそれぞれの分野の第一線でご活躍の先生方にご講演頂きました。また、測定コーナー、相談コーナー、展示・販売コーナーも設け、当日大勢の方がご来場されました。
日時 : 平成22年11月27日(土)11:00 ~ 17:00
会場 : 近畿大学 11月ホール
開会の辞
副学長・薬学部長
近畿大学アンチエイジングセンター
センター長 掛樋 一晃
講演内容
1.「見た目のアンチエイジング」
近畿大学医学部奈良病院教授
近畿大学アンチエイジングセンター
副センター長
山田 秀和
アンチエイジングの極意は健康長寿をめざすという目的で、運動、食事、精神に注意を払い、健康的にそれぞれを実践することであろうかと考えられます。その中で、見た目が、意外に重要であることが近年の研究からわかってきました。ダーモポローシスという概念の解説とともに、体型をふくめて外側をどのようにして美しくできるかを知ることが健康長寿にも重要であることを、見た目のアンチエイジングという立場で紹介されました。
レジュメ1(PDF:3.8MB) レジュメ2(PDF:3.1MB)
2.「野菜は健康長寿(アンチエイジング)の救世主」
カゴメ株式会社総合研究所自然健康研究部主席研究員
稲熊 隆博 氏
野菜は、日本人のビタミンやミネラル、食物繊維の摂取源です。最近、健康への寄付として野菜の色(特に、カロテノイド)が活性酸素の消去(抗酸化)に関与することがわかってきました。活性酸素は老化に影響し、抗酸化作用は健康長寿に関わっています。この度は、ライフステージにおける野菜摂取の役割を野菜の色の観点からお話します。また、野菜をどのように摂取すればいいかについてのお話がありました。
3.「アンチエイジングの運動と栄養」
~ダンベル体操とミサイル栄養スナックで決める~
筑波大学名誉教授 鈴木正成氏
われわれは老化とともに病気がちになります。望ましい人生は、健康寿命と生物寿命の期間の差が少ないことです。できれば、知的・身体的活動度を高く維持し、家庭・社会に貢献し、ある日『惜しい人を亡くした!』といわれながら、人生をまとめたいものと考えます。このActive-lifeを実現するアンチエイジング対策は、基礎代謝(たん白質合成力)増大に焦点を当てた、たん白質供給(ミサイル栄養スナック)とレジスタンス運動(玄米にぎにぎダンベル体操)の日常化、そして、生活基本行動自立力である握力・腕力増強におくのが合理的とのことでした。
レジュメ1(PDF:4.5MB) レジュメ2(PDF:5.5MB) レジュメ3(PDF:3.0MB)
測定コーナー
骨密度の測定コーナー 皮膚年齢測定コーナー
相談コーナー
展示・販売コーナー
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