附属農場における「求める教員像および教員の編制方針」

求める教員像

1.
近畿大学の建学の精神と教育理念、さらに初代総長世耕弘一先生の「悪条件の土地を科学技術で改良することが大学人の使命」という創設の理念を深く理解し、農業技術の教育・研究機関としての附属農場(湯浅、生石)の役割を理解し、実践できる能力を持つ者。
2.
農学、園芸学、作物学、育種学などに関連する専攻分野において、次の①もしくは②に該当し、さらに③の能力を有する者。
  • ①一定の研究業績・研究能力を有する者。
  • ②農業生産の分野において実務の経験、または、実務の能力とその可能性を有する者。
  • ③研究の成果および実務の経験を広く社会に提供することにより、実学研究の視点から社会の発展に寄与する能力を有する者。
3.
教育・研究・社会実装、そして附属農場の運営において自らの使命を自覚し、他の教職員と協力し、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。

教員組織の編制方針

1.
附属農場での実学研究への役割を重視した果樹(熱帯果樹類、柑橘類)、ウメおよび水稲などの栽培、アイガモの肥育、そして果樹類からの機能性を見出す薬用利用の研究に関する専門性に加えて、現状の教員・技術職員の個々の専門性、年齢構成も考慮し、教員配置を実施する。
2.
教員の募集は、原則公募とするが、附属農場の役割を重視した適切な人材の確保に努める。