建築学部における「求める教員像および教員組織の編制方針」

近畿大学建築学部では、大学の建学の精神である「実学教育と人格の陶冶」のもと、教育の目的である「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」に基づき、別途定める建築学部の教育目標を達成するために建築学部の求める教員像と教員組織の編制方針を以下に定める。

求める教員像

1.
近畿大学の建学の精神と教育の目的を深く理解し、建築学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの3つの教育方針の実現に貢献する者。建築学部における教育を担当するにふさわしい教育上の能力を持つ者。
2.
建築学分野に関する一定の研究業績・研究能力を有する者、または建築分野における実務の経験を有し、かつ、高度の実務の能力を有する者。
3.
教育、研究、社会貢献、そして近畿大学・建築学部の運営において自らの使命を自覚し、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。

教員組織の編制方針

1.
必要教員数
  • 「大学設置基準」、「大学院設置基準」等の関連法令に基づき、適切な教員を配置する。
  • 収容定員に対する教員一人あたりの学生数に考慮した教員組織を適切に編制する。
2.
教員編制
  • 年齢、性別に考慮した適正な教育組織を編制する。
  • グローバル化に対応する国際性を配慮した教員組織を編制する。
3.
主要授業科目の担当
  • 建築学部のカリキュラム上主要と認める授業科目については、原則として専任の教授、准教授又は講師が、主要授業科目以外の授業科目についてはなるべく専任の教授、准教授、講師又は助教が担当する。
4.
教員の募集・採用・昇任
  • 教員の募集は、原則公募とする。
  • 教員の採用・昇任では、「近畿大学教員選考基準」「建築学部専任教員等の資格選考基準」等の規程を、適切性と透明性を担保して運用する。
5.
教育内容の改善のための組織的な研修等
  • 教員の資質の向上ならびに教員組織としての多種多様な活動全般の向上に資するため、建築学部において組織的なFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動を実施する。