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ニュースリリース

2/2(月)大学院 総合理工学研究科 東大阪モノづくり専攻「修士論文公聴会」で研究成果を発表

2015年1月15日

近畿大学大学院 総合理工学研究科(大阪府東大阪市)の「東大阪モノづくり専攻」では、中小企業が多く技術集積地である東大阪の地の利を生かし、大学院生が中小企業で社員として働きながらものづくりについて研究する産学連携の人材育成を行っています。
3月の大学院修了を前にこれまでの研究成果を修士論文公聴会で発表します。

【本件のポイント】

●東大阪の地の利を生かし、大学院生が中小企業で働きながらものづくりを研究
●大学院生が開発した「ぷるぷるした新感触の透明石鹸」についての発表も

【東大阪モノづくり専攻について】

近畿大学大学院 総合理工学研究科 東大阪モノづくり専攻は、独自の技術を持つ東大阪周辺の中小企業と連携協力し、「新しい価値を創造できる研究者・技術者」を育てることを目的として、2004年(平成16年)4月に開設されました。
ここで学ぶ大学院生は、東大阪周辺の中小企業に契約社員として所属し、開発研究の実務を経験しながら、大学院で高度な専門教育を受けます。修学中の特許取得、商品開発、ベンチャー企業立ち上げを目標にしており、現在は博士前期課程で11人が学んでいます。
受入れ企業はこれまでに52社にのぼり、若い学生の新しい発想が会社の活性化にもつながると、快くご協力いただいています。また、これまで企業に受け入れていただいた大学院生70人のうち約1/4が、修了後その企業に就職しています。

【修士論文公聴会の概要】
■ 日 時 : 平成27年(2015年)2月2日(月)13:00~15:50
■ 会 場 : 近畿大学東大阪キャンパス 38号館多目的利用室
        (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■ 参加者 : 近畿大学大学院 総合理工学研究科 東大阪モノづくり専攻
        博士前期課程修了予定者(大学院生)8人、論文審査委員(教員)12人
■ 発表一例 :博士前期課程2年の久保幸基さんは、マイティ株式会社 に勤務するなかで、ぷるぷるした
         新感触の透明石鹸「マンナぷるるん」を開発し、商品化しました。研究成果の一つとして
         この件についても発表します。

【「マンナぷるるん」について】

透明化粧石鹸「マンナぷるるん」

これまでの固形石鹸とはまったく違う、ゼリーのようなプルプルした感触の石鹸です。開発者の大学院生・久保幸基さんは、理想の質感を実現するため、会社の上司や原料メーカーに相談しながら成分比率を調整し、200回以上も試作。その後もサンプル使用者の声を反映して改良を重ね、原価計算や薬事申請、商標登録など商品化に係るすべてを自分で手掛け、昨年9月ついに発売にこぎつけました。これまでに受注生産で8,000個販売しています。
商品の特長は、固形石鹸に比べてより多くの水溶性保湿成分を配合できること。また、美容石鹸として直接肌に触れるものなので、原料は天然成分にこだわっています。


【久保幸基さんの勤務・履修状況】

石鹸を作る企業で勤務中の久保さん

開発者の久保幸基さんは、東大阪モノづくり専攻への進学を決めた際、大学院の教員から紹介された複数の企業から、面接等を経て、透明高級石鹸を製造するマイティ株式会社を選択しました。契約社員として平日9:00~17:00まで勤務し、新商品の開発や製造に携わっています。
近畿大学大学院の授業は主に金曜日と土曜日に受講し、この他に夏期集中講義を受けるなど、会社での業務になるべく支障が出ないよう配慮した履修形態になっています。大学院には、化学や工学などの専門技術はもちろん、知的財産管理やコミュニケーションなど、実際の現場で役立つスキルを学べる科目が用意されています。


【マイティ株式会社】
代表取締役 : 寺田 幸夫
所 在 地 : 大阪府東大阪市友井5丁目4番21号
設 立 年 : 個人創業 昭和55年10月21日/株式会社 昭和63年12月15日
社 員 数 : 14人(久保さん含む)
業務内容 : 日本で数社のみが技術を保有する透明な高級美容石鹸の受託製造(OEM)、販売
院生受入れ : 東大阪モノづくり専攻の設置当初からその理念に共感し、久保さんを含めてこれまでに
         4人の大学院生を受け入れてくださっています。

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