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ニュースリリース

近大OBの開業医院を現役近大生が素敵な空間にアレンジ

2014年8月 6日

近畿大学(大阪府東大阪市)では、文芸学部医学部附属病院 が連携して、平成21年(2009年)から「HARTプロジェクト」として、無機質な病棟に美術作品の展示や演劇の公演等を行うことで温もりや癒しを届けて患者の心を和らげる「ホスピタルアート」を行っています。今回、文芸学部芸術学科の3年生8人は、本学医学部卒業生が開業している小児科医院の待合室やレントゲン室の壁紙を、子どもたちの不安を和らげるようなデザインにするため、平成26年(2014年)8月6日(水)に完成した壁紙を設置します。

【本件のポイント】

●「HARTプロジェクト」の一環として学生が主体となってホスピタルアートを企画・製作し、良質で子供に優しい医療環境を提供します
● 本学の建学の精神である「実学教育」に基づき、実際に病院の内装を学生が担当することでアートやデザイン力を社会に向けて発信し、役立てていける能力を習得します

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【本件の背景】

文芸学部は平成25年度(2013年度)からホスピタルアートを授業に取り入れています。本件は、ホスピタルアートの普及活動をしている芸術家で、文芸学部芸術学科の非常勤講師の森口ゆたか先生が指導する、造形芸術専攻の2~3年生対象授業「造形プロジェクト演習」の中で学生が中心となって企画・製作を進めてきました。

■日 時:平成26年(2014年)8月6日(水)13:00~16:30
      ※取材をされる場合は、13時に八木医院にご集合ください。
■場 所:医療法人明和会 小児科 八木医院(八木和郎院長<本学OB>)
      (堺市南区高倉台3-3-2、南海「泉ケ丘」駅からバス「高倉台医療センター前」下車すぐ)

【森口ゆたか先生プロフィール】

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昭和35年(1960年)、大阪府大阪市生まれ
現代美術作家
NPO法人アーツプロジェクト理事長(アートの力で病院などの
  医療環境をより快適な癒しの空間とする「ホスピタルアート」の活動を行う)
シカゴ美術館付属芸術大学大学院彫刻科修了。
昭和61年(1986年)の個展を皮切りに、グループ展示・個展を開催。
  平成23年(2011年)「森口ゆたか-あなたの心に手をさしのべて」
  (徳島県立近代美術館)等幅広く活躍
平成26年(2014年)4月から、近畿大学文芸学部芸術学科の非常勤講師として
 「造形プロジェクト演習IB、IIA」を担当。

【八木和郎先生プロフィール】

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昭和37年(1962年)、大阪府堺市生まれ
医師、医学博士、小児科八木医院 院長
近畿大学医学部非常勤講師
平成元年(1989年)近畿大学医学部卒業
  近畿大学医学部小児科学教室入局
  近畿大学医学部小児科学教室 助手、講師
平成19年(2007年)小児科八木医院 院長
日本小児科学会小児科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医

【「HARTプロジェクト」について】

「HARTプロジェクト」とは、本学の文芸学部と医学部附属病院が連携して平成21年(2009年)から行っているもので、病院を患者さんにとって快適な空間へと変える「ホスピタルアート」の推進を目的としています。これまでにも、病院内での美術展や演劇ワークショップ、講義室から中継をつないだ文学講座など、さまざまな取り組みを行ってきました。

平成25年(2013年)からは、文芸学部の新カリキュラム導入に際してこのプロジェクトを授業に取り入れ、学生が中心となって企画を進めています。また、学生たちは実際に病院を視察することで、車いすや移動ベッドを体験し、患者様の視線の高さに合わせた作品づくりや、中庭に出ることのできない患者さまのために窓越しにも作品を楽しめるような展示方法などさまざまな工夫をこらしました。学生は病院内でアートに触れることで、患者様に少しでも元気になっていただきたいという気持ちで企画・製作を進めています。

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