このページの本文へ移動します。

ニュースリリース

11/21(木)、22(金) 福島県川俣町にて現地の幼稚園・小学校等の児童らとともにサツマイモ空中栽培の収穫作業を行います

2013年11月18日

pic_131118-1.jpg

近畿大学(大阪府東大阪市)は平成25年(2013年)11月21日(木)、22日(金)に福島県川俣町の全11の小学校・幼稚園・保育園にて、春から500人の子供たちといっしょに空中で育てたサツマイモの収穫作業を行います。子供たち一人一人の名前を書いた栽培袋に小さな手で苗を植え、毎日水をやりながら、大きなイモが収穫できる日をとても楽しみにしてきました。

空中栽培法は、本学の生物理工学部(和歌山県紀の川市)鈴木 高広 教授と堀端 章 講師による三角棚を使ってイモを多層栽培する方法です。日光を無駄なく利用し、効率良く光合成を行うことができるため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができます。そして、汚染された土壌を一切使用しないため、一部に避難指示区域が残る同町でも、放射能汚染問題の風評被害も避けられ、安心して食用に利用できます。

また、鈴木教授は、サツマイモを原料とした自然エネルギーの開発について研究を行っています。イモは発酵液を蒸留すればガソリン代替のエタノールになり、乾燥させれば石炭代替のチップとなります。また、化石燃料を使用しないイモを発酵させて得たイモメタンガスは、都市ガスや天然ガスと同様の燃料として利用できるため、温室効果ガス削減問題の解決にもつながると期待されています。

今回収穫するイモは、本学が川俣町復興支援として取り組んでいる「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」の一環で実施しているものです。川俣の子どもたちにイモの空中栽培を通して、未来への夢と希望もいっしょに大きく育ててもらうことを応援する企画です。このプロジェクトでは子供たちや先生たち、地元の方々からもご意見をいただき、今後の活動につなげていきたいと考えています。

※「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」

13学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし近畿大学の総力を挙げて、東日本大震災に伴う原発事故により一部が計画的避難区域に指定されていた川俣町の早期復興を支援するために立ち上げたプロジェクト。

近畿大学教員から提案された復興支援策を、(1)農業・産業・町づくり振興支援、(2)除染推進支援、(3)健康・心身ケア支援、(4)放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月31日(金)から本格的に始動開始。

収穫作業スケジュール
(1)平成25年11月21日(木)  9:25~11:20
     川俣町立 川俣南小学校、山木屋小学校(川俣南小学校内に避難中)
(2)平成25年11月21日(木) 14:00~14:45
     川俣町立 飯坂小学校
(3)平成25年11月22日(金) 10:00~10:30
     川俣町立 富田幼稚園

その他、全11箇所の小学校・幼稚園・保育園すべての場所を訪れ、子供たちといっしょに収穫作業を行います。

参加全11校・園:川俣小学校、川俣南小学校、山木屋小学校、富田小学校、飯坂小学校、
           福田小学校、川俣幼稚園、川俣南幼稚園、福田幼稚園、富田幼稚園、
           すみよし保育園

協 力:川俣町教育委員会

pic_131118-2.jpg

©Kindai University All Rights Reserved.このウェブサイトの内容の無断転載・複製を禁じます。