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ニュースリリース

次世代バイオ・リサイクル燃料「バイオコークス」 専用ボイラーが完成、下川町にて「火入れ」(試運転)を実施

2009年12月15日

  植物由来の次世代バイオ・リサイクル燃料「バイオコークス」の開発を進めている近畿大学(学長:畑博行、本部:大阪府東大阪市)は、平成20年度経済産業省「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」の採択を受け、北海道下川町などと協力し、同町内に自生する「イタドリ」などの植物をバイオコークスに加工し、同町内のビニールハウスの暖房用燃料として活用することで、一次産業への依存度が高い小規模都市における「低炭素化」のモデルを実証するプロジェクトに取り組んでいます。


  このほど、ビニールハウスに2機設置するバイオコークス専用ボイラーのうち1号機の開発・製造が完了し、2009年12月17日、設置場所となる川井農場(下川町班渓2734)のビニールハウスにて、同町内で採集したイタドリなどから製造したバイオコークスを実際に燃焼させる「火入れ」(試運転)を行います。
ぜひ、ご取材いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。詳細は下記をご参照ください。


  なお、先日、報道関係各位に公開したバイオマス収集・バイオコークス製造車両を使用した、現地でのバイオコークス製造の本格開始は、天候などの関係から、ボイラー「火入れ」の後になる予定です。その際、あらためてご案内いたしますので、よろしくお願いいたします。





  •   日     時: 2009年12月17日(木) 午前10時

  •   場     所: 北海道下川町班渓2734番地
      川井農場(TEL:01655‐4‐4151)


  •   出席予定者:  近畿大学

      バイオコークスプロジェクト推進室 恵庭分室

      研究員  森田 明宏




参考資料1


北海道下川町におけるプロジェクトのイメージ


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今回、「火入れ」(試運転)を行う専用ボイラー

bio_1.jpgbio_2.jpg

下川町で稼働予定のバイオコークス製造車両

bio_3.jpgbio_4.jpg

参考資料2

090519-2.gif

バイオコークスとは (右の図を参照)

  • バイオコークスは、飲料工場から大量に排出・廃棄されている「茶かす」をはじめ、ほぼ全ての光合成由来バイオマスから製造可能で、製鉄・鋳造炉で燃料として使われる石炭コークスの代替となる、新しい固形燃料です。
  • 石炭コークスの課題である化石燃料依存(=天然資源枯渇)や輸入価格変動のリスクを解決する、まったく新しい国産エネルギーとして期待を集めています。
  • また、(1)原料の100%を活用できる(製造時に新たな廃棄物が出ない=ゼロ・エミッション) (2)石炭コークスよりCO2排出量を削減できる(植物由来のため排出量はゼロカウント) (3)食糧や飼料を原料として消費せずに済む(ほぼすべての植物由来廃棄物が原料になる)――という利点があります。
  • 石炭コークスの代替だけでなく、家庭用燃料を含む、さまざまな用途に活用できる可能性が高いとみられています。
  • 近畿大学は2008年4月、北海道恵庭市に「近畿大学バイオコークス量産実証実験センター」を開設し、基礎研究と実用炉での実証試験に使うバイオコークスを製造しています。
  • 近畿大学は2008年4〜7月、(株)豊田自動織機の東知多工場(愛知県)で、自動車エンジン部品を製造するキュポラ炉での実証試験を行い、バイオコークスが石炭コークスの11.4%を代替(製品製造工程への影響なし)することを確認しました。
  • 現在、近畿大学では、バイオコークスを開発した理工学部・井田民男准教授のチームが、民間企業と連携しながら、バイオコークス量産機の開発を進めています。また、国内外のさまざまな原料からのバイオコークス製造を模索しているほか、製鉄・鋳鉄工程(石炭コークス代替)以外の用途にも活用できるよう、官民と協力して研究開発を進めています。

近畿大学ホームページ バイオコークス紹介ページ

http://www.kindai.ac.jp/bio-coke/

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