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ニュースリリース

次世代バイオ・リサイクル燃料「バイオコークス」 北海道下川町プロジェクトが本格始動

2009年11月 6日

  植物由来の次世代バイオ・リサイクル燃料「バイオコークス」の開発を進めている近畿大学(学長:畑博行、本部:大阪府東大阪市)は、平成20年度経済産業省「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」に採択を受け、北海道下川町などと協力し、同町内に自生する「イタドリ」などの植物をバイオコークスに加工し、同町内のビニールハウスの暖房用燃料として活用することで、一次産業への依存度が高い小規模都市における「低炭素化」のモデルを実証するプロジェクトに取り組んでいます。


  このほど、バイオコークス製造装置を搭載して自走し、原料となる自生植物の集積地で直接、バイオコークス製造を行うための作業車両が、札幌ボデー工業株式会社(本社:札幌市西区)によって完成されました。この作業車は、11月12日(木)から2日間、札幌市白石区のアクセスサッポロで開催される「ビジネスEXPO 『第23回 北海道 技術・ビジネス交流会』」に出展され、その後、下川町でバイオコークス製造作業を開始。いよいよプロジェクトが本格始動します。


  これに先立ち、報道関係の皆様に、国内外で初めての試みとなる作業車両についてご説明し、車載の製造装置で実際にバイオコークスを製造する工程をご覧いただくとともに、皆様からのご質問にお答えする機会を設けさせていただくことになりました。詳細は下記をご参照ください。
ぜひ、ご取材いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。






  •   日     時: 2009年11月10日(火) 午後2時


  •   場     所: 札幌第一合同庁舎6階(南東側)第3会議室(車両は庁舎北側駐車場にあります)

              ※第3会議室にご集合いただき、実演は駐車場でおこないます。)

              札幌市北区北8条西2丁目

      <アクセス>JR札幌駅北口から、徒歩およそ5分

  •   出席予定者:  下川町長  安斎 保 氏

      近畿大学理工学部准教授  井田 民男

参考資料1

北海道下川町におけるプロジェクトのイメージ

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参考資料2

090519-2.gif

バイオコークスとは (右の図を参照)

  • バイオコークスは、飲料工場から大量に排出・廃棄されている「茶かす」をはじめ、ほぼ全ての光合成由来バイオマスから製造可能で、製鉄・鋳造炉で燃料として使われる石炭コークスの代替となる、新しい固形燃料です。
  • 石炭コークスの課題である化石燃料依存(=天然資源枯渇)や輸入価格変動のリスクを解決する、まったく新しい国産エネルギーとして期待を集めています。
  • また、(1)原料の100%を活用できる(製造時に新たな廃棄物が出ない=ゼロ・エミッション) (2)石炭コークスよりCO2排出量を削減できる(植物由来のため排出量はゼロカウント) (3)食糧や飼料を原料として消費せずに済む(ほぼすべての植物由来廃棄物が原料になる)――という利点があります。
  • 石炭コークスの代替だけでなく、家庭用燃料を含む、さまざまな用途に活用できる可能性が高いとみられています。
  • 近畿大学は2008年4月、北海道恵庭市に「近畿大学バイオコークス量産実証実験センター」を開設し、基礎研究と実用炉での実証試験に使うバイオコークスを製造しています。
  • 近畿大学は2008年4〜7月、(株)豊田自動織機の東知多工場(愛知県)で、自動車エンジン部品を製造するキュポラ炉での実証試験を行い、バイオコークスが石炭コークスの11.4%を代替(製品製造工程への影響なし)することを確認しました。
  • 現在、近畿大学では、バイオコークスを開発した理工学部・井田民男准教授のチームが、民間企業と連携しながら、バイオコークス量産機の開発を進めています。また、国内外のさまざまな原料からのバイオコークス製造を模索しているほか、製鉄・鋳鉄工程(石炭コークス代替)以外の用途にも活用できるよう、官民と協力して研究開発を進めています。

近畿大学ホームページ バイオコークス紹介ページ

http://www.kindai.ac.jp/bio-coke/

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