世界水泳、閉幕

『世界水泳 現地レポート vol.4』

1.JPG7月17日から始まった第13回世界選手権も8月2日最終日を終えた。入江陵介選手は午前(現地)に、男子4×100mメドレーリレー予選の3組で第一泳者を務め、日本チームの決勝進出に貢献。大会最終種目となった同種目決勝は米国が優勝し、日本は7位だった。

世界水泳の会場は、1960年のローマオリンピックの会場となったフォロ・イタリコ内にあり、地元サッカーチームのASローマの本拠地・ステュディオ・オリンピコ(8万人収容)などがあるスポーツのメッカ。また、カトリックの最高峰・ヴァチカン市国の北約2キロに位置する。

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市内には古代ローマの中心地・フォロ・ロマーノ、約2000年前に誕生し、闘技場などとして利用されていたコロッセオ、万神殿・パンテオンなど、深い歴史を感じさせる名所旧跡がいたるところにある。ローマは一日にして成らず、ローマの道はすべての道に通じる‐。成長へとつながっていく。

 

 


 

 
男子4×100mメドレーリレー予選
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さぁ、決勝へつなぐぞ

 

 

 

 

 

 

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ドイツの大応援団

 

 

 

 

 


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最終泳者の原田選手(自由形)と握手をする入江選手

 

 

 

 

 


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電光掲示板を見つめる

 

 

 

 

 

 

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男子4×100mメドレーリレーを世界新で制した、マイケル・フェルプス率いるアメリカチーム

 

 

 

 

 

女子4×200mフリーリレー予選 

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力強い泳ぎが持ち味の山口美咲選手(近畿大学法学部2年)

 

 

 

 

 

 

 

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最終泳者に声をかける山口選手

 

 

 

 

 

 

 

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惜しくも決勝には進めず











 近畿大学から日本代表選手として出場した入江陵介選手、山口美咲選手の同級生2人にとっては、忘れられない10代最後の夏となっただろう。

おめでとう!世界第2位!

『世界水泳 現地レポート vol.3』


世界第2位の栄誉.JPG世界選手権(ローマ)男子200m背泳ぎ決勝で、入江陵介選手は5月に自身がマークした1分52秒86を更新する1分52秒51で見事銀メダルを獲得、世界第2位に入り、米のアーロン・ピアソル選手、ライアン・ロクテ選手らとともに、この種目の3強を印象づける結果を残した。

国内、国外と転戦が続き、米勢への声援が大きい中、入江選手は序盤から積極的なレースを見せた。得意の後半でも伸びを発揮し、北京オリンピック金メダリストのロクテ選手を抑え込んだ。優勝は逃したものの、まさに次につながるメダルをもぎとった。

入江選手は、幻の世界記録と水着問題で、渦中の真ん中に立たされながら、プレッシャーを跳ね除け、競技に取り組んできた。「もう一度世界記録を出して、金メダルをねらう」と自分自身に打ち勝つ精神力を身につけ、記録を残した実績・経験は、入江選手を一回りも二回りも成長させ、本当の強さをつかむステップになったに違いない。

表彰台では、くやし涙がこぼれたが、結果を残した経験がこれからもっと入江選手を強くさせるに違いない。

 長い転戦おつかれさま。

 おめでとう!!!入江陵介選手!!!
 本当によくがんばりました!!!
 

 チャオ!(ローマから)

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世界3強と競り合う。


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全力を出し切り、掲示板を見つめる。


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自身の日本記録を塗り替えるタイム。


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次は必ず1位になる。


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報道陣に向かいメダルを掲げる。


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優勝したピアソル選手と健闘を讃え合う。

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世界3強を印象付ける結果に。


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さわやかな表情で観客席に応える。


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日本選手団に向かい応える。


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花道を進むメダリスト。


forza! 入江選手!

 

『世界水泳 現地レポート vol.2』

 

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roma.JPG  得意の200m予選を1位で通過した入江陵介選手は30日(現地)、順調に準決勝に進出。1分54秒14のまずまずの記録で決勝進出を決めた。

 7月のユニバーシアードから1か月間の海外転戦でやや疲れもうかがえる入江選手。現地では開催地イタリアをはじめヨーロッパ、アメリカ勢への声援が多く、アジア勢への応援は少ない。完全にアウェーでの戦いとなっており、緊張感も垣間見えるが、3年後のロンドンでもまったく同じ状況が考えられ、今回は貴重な経験となりそうだ。この厳しいコンディションの中、記録を出し、表彰台に上がれば、世界の入江を証明できるだけでなく、何よりも自身にとって言葉に表現できないほどの大きな自信を得ることになるだろう。

 イタリアでは昨日のことをieri(イエリ)と呼ぶが、過去ではなく、今日の(oggi=オッジ)、そして明日(domani=ドマーニ)の入江(irie)となり、未来の道に向かって確かなものをつかんでほしい。

 いよいよ決勝の時がせまる。世界最高の舞台で、forza!(フォルツァ=がんばれ!)入江選手!


 

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各国から応援団がつめかけるが、日本人は数えるほど。

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スタンドからテレビ朝日の解説をする山本貴司さん(本学職員)


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予選のスタート前、やや緊張の見える入江選手。


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予選スタート直前。


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 いい反応を見せ、トップでスタートを切る入江選手。


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美しいフォームは、他の選手とは明らかに違う。


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予選後、掲示板を見つめる入江選手。


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日本人関係者に気づき、手を振る入江選手。


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予選を終え、取材に応じる入江選手。


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準決勝に臨む入江選手。


 

世界水泳レポート vol.1

本日からいよいよ入江選手の試合が始まります。
現地ローマから、世界水泳レポートをお届けします。

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入江陵介選手、世界最高の舞台に挑む



さあ、水泳の世界最高の舞台で、実力を試す時がやってきた。

近畿大学法学部2年・背泳ぎの入江陵介選手が、第13回世界水泳選手権(ローマ)でいよいよ7月27日から競技に入る。
まずは100m予選・準決勝を経て、28日の決勝でどこまで順位を上げられるかが、今大会を占う結果になりそうだ。

31日には、得意の200m決勝が行われる(日本時間8月1日午前)。
5月の日豪対抗選手権200m背泳ぎで、当時の世界記録を1秒以上縮める1分52秒86のタイムをたたき出し、一躍注目を浴びた。

しかし、その後、国際水泳連盟から着用していた水着が認可されず、記録が世界新記録として認定されなかった。
入江選手は気丈に、「また世界記録を出す楽しみができた」と、水着問題をよそに前を見つめてきた。
セルビアで7月6日にあったユニバーシアード大会では、1分54秒13の大会新記録で優勝。4月の日本選手権以来、54秒台前半でコンスタントに泳ぐ実力をつけている。

そんな中、今大会直前の全米選手権で、アーロン・ピアソル選手が1分53秒08の世界新記録を出した。同じく米国勢の強豪・北京オリンピック金メダリストのライアン・ロクテ選手とともに、し烈な競いとなりそうだ。

世界水泳の大会ホームページでは、メダル候補として入江選手の名前はなく、ピアソル選手も「入江選手は子供。僕に勝てるとは思わない」などと、発言したと言われている。
昨年の北京オリンピックで実力を出し切れず、5位に終わった雪辱を、世界の強豪に打ち勝ち、この大舞台で晴らしてほしい。